オープンソースが生み出す共創の力〜DrupalCon Nara 2025が示す、組織変革の新たなヒント〜

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奈良で開催される国際イベント「DrupalCon Nara 2025」を通して、DXの次なる潮流「共創型DX」を読み解くコラム。技術だけでなく、人・組織・文化がつながる“持続するDX”のヒントを探ります。
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企業のDX推進において、いま注目されているキーワードが「共創」です。技術導入だけでなく、部門や職種の垣根を超えて“共に考え、共に作る”動きが求められています。
そんな「共創」の最前線を感じられる国際イベントが、2025年11月に奈良で開催されます。世界中のDrupalコミュニティが集う 「DrupalCon Nara 2025」 は、DX推進に携わる方にとっても見逃せない場となりそうです。
 

DXの次のステージは「共創」へ

これまで多くの企業が取り組んできたDX(デジタルトランスフォーメーション)は、システム刷新や業務効率化が中心でした。しかし、近年では「部門を超えた協働」「組織文化の変革」など、人や組織のつながりを軸にしたアプローチが注目を集めています。
オープンソースのCMS「Drupal(ドゥルーパル)」をテーマにした国際イベント DrupalCon Nara 2025 では、まさにこの“共創”を体現する取り組みが各国から共有されます。

 

エンジニアだけではない—多様な視点が集まるDrupalCon

DrupalConというと、エンジニア向けの技術カンファレンスという印象を持つ方も多いかもしれません。
しかし、今回のDrupalCon Naraでは、プロジェクトマネージャー、デザイナー、行政関係者、教育機関など、幅広い立場の登壇者が参加します。Drupalを使うプロジェクトには、開発者だけでなく、UXデザインや運用、マネジメントなど、さまざまな専門性が関わります。
異なる立場の人々が協力し合うことで、より持続的で柔軟なDXの実現が可能になります。

 

奈良から発信される、世界と日本のDX共創モデル

今回の会場となる奈良は、古来より文化と人が交わり、新しい価値が生まれてきた地。この地から、オープンソースを通じた「共創型DX」の可能性が世界へ発信されます。
世界ではすでに、行政機関・大学・企業がDrupalを採用し、透明性や柔軟性を兼ね備えたデジタル基盤を構築しています。DrupalCon Naraは、その成功事例を直接学び、日本のDX推進に生かせる絶好の機会です。

 

DX推進担当者が注目すべきポイント

DrupalConで注目したいのは、組織横断での変革を進めるための“仕組みと文化”です。

  • オープンソースによる柔軟な開発・運用体制
  • 職種を超えたプロジェクト推進の実践例
  • コミュニティが生み出す学びと連携の仕組み
  • 海外の行政DX・オープンガバメント事例


DX推進担当者にとっても、単なる技術トレンドにとどまらない「人・組織・文化のデジタル変革」を体感できるイベントとなるでしょう。

 

“共創”が組織を動かす—DXの本質へ

DXを成功に導く鍵は、最新技術そのものよりも、人と人のつながり、共感の力にあります。DrupalCon Nara では、世界中の参加者がオープンに議論し、共に学び、新しい発想が生まれます。
このイベントをきっかけに、「自社のDXは、部門を超えて共に作れているか?」そんな問いを改めて見つめ直す機会になるかもしれません。

 

DrupalCon Nara 参加申込方法

DrupalCon Nara 2025 参加申込はこちらから→ https://events.drupal.org/nara2025/registration-information

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DrupalCon Nara 2025

DXTimes は、DrupalCon Nara 2025 公式メディアスポンサーです

DrupalCon Nara の情報を定期的に発信してまいります

 

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家具のデジタルマーケティング【業界別デジタル化事例】

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家具のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)・デジタルマーケティングについて、独自の視点で解説しています。3Dプリンターが家具の設計と製造に大きな変革をもたらしたようです。
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ジェネレーティブ・デザイン(generative design)とは、例えば工業デザイナーさんがCADなどを使って実行するデザインにAI(人工知能)技術を持ち込んだりすることで、1つのアイデアからたくさんの実現可能なデザインを発生させて、最適なものを素早く見つけ出すことだそうです。

この概念を使うと、家具のデザインにおいては設計のロジックの大部分が自動化され、同じデザインチームが生み出すことのできるデザインの種類を飛躍的に増やしたり、デザインそのものを強化したりすることができます。

 

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台所

 

また3Dプリンターも家具の設計と製造に大きな変革をもたらしたようです。

3Dモデリングは、実際に家具を作る前にその形状、色、配置、耐荷重、質感などをコンピュータ上で仮想的に設計する技術ですが、デザイナーはこれによって、最終的な作品を事前に目で見ることができます。その段階であれば特定の顧客からの要望に応じるカスタマイズの検討も容易になります。単に美的感覚からのデザイン変更ではなくて、その変更が家具の全体や部分の強度や、材質に関する要求条件に影響するかを予め、ほぼ瞬時に計算することができますから、椅子を作って座ったら脚が折れたなどということはなくなります。

さらに、3Dモデリングのように設計の段階であっても、あるいは、設計も製造も終わって、顧客に販売する段階であっても、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)によって、その家具が特定の場所、つまり、買う人の部屋の中に実際に置いた場合、どのように見えるかを示すことができます。スマートフォンは深度を精密に測定することが可能なので、自分の部屋を撮影すれば、そこに仮想的な(まだ買っていない)家具を持ち込んだら、どの程度の大きさで色や形の調和がどんな具合になるかを視覚的に示すことができます。

ARのゴーグルなどを併用すれば、消費者はPC画面ではなく、実際に目の前に広がる光景として、さらに顔の向きを変えたときの変化も含めて示せます。

 

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部屋

 

家具のデジタル・マーケティングでは、ソーシャルメディアの活用が進んでいるようですが、合わせてVRやARも実際に使われるようになってきています。

世界的なパンデミックによって、オフィスと自宅の間を通勤で往復することよりも、自宅での仕事をいかに快適にかつ効率的に行うかに人々の関心がシフトしていて、実際に各国で不動産業には活気があるようです。例えば北米などでは、夫婦ともに在宅勤務をするとなると、それぞれに個室が必要になったりして、通勤の便が多少悪くなる郊外に移転してでも、広い住宅を求める人が増えたそうです。

ミレニアル世代が不動産や家具の主要な購買層になっていく流れは止まりませんから、どんな業界であれ、ビジネスの成否やデジタルを活用できるかどうかにかかっていると言えそうです。

<参考情報>

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生鮮野菜・果物業界のDX

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農業(1次産業)に、加工(2次)、流通・小売(3次)を組み合わせた、農業の6次(=1×2×3)産業化が進んでいます。
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食品のロジスティクスの中でも、生鮮食料品の扱いには細心の注意が必要です。魚介類に比べれば常温での保管が比較的可能な野菜や果物も、貯蔵寿命には限界があり、腐敗を避けるためには徹底した温度管理を伴うサプライチェーンを構築して、状況を常に可視化しておく必要があります。電源の切れた冷蔵庫に入れて運んでいては意味がありません。

 

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マーケット

 

農業でもIoTやAIの活用が始まっていますが、野菜や果物については出荷の段階での選別に当たって以前からカメラによる画像処理技術が活用されていたようです。

野菜や果物は大きさ、重さ、形状、色(特に害虫や病気による変色)により出荷段階で選別が行われいます。

慣れた人が目と手を使って瞬時に選別する様子は見事ですが、人間は長時間に渡って作業をすると疲れてしまいます。AIは疲れ知らずで、同じ精度で何時間でも選別作業を続けますし、人の場合と異なり、見る目によってバラツキが生じる可能性も少なくなります。

 

食品ロスについてはいわゆる先進国では主に最終消費者に近いレベルで多く発生します。つまり、買う量が食べる量よりも多く、消費者が家庭などで食べずに廃棄してしまったり、鮮度を優先する小売店と消費者の選好によって、小売の現場で捨てられてしまったりする比率が高いそうです。これに対して途上国ではサプライチェーンの構築に難があるなどの理由から生産地と流通でもロスが発生しているようです。

 

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マーケット

 

世界的に見ると業界のイノベーションはIoTとビッグデータが牽引しています。データの収集と分析、データの正確な管理、意思決定に役立つ情報への変換などは、いずれも消費者に安全に食品を届けるために不可欠であり、業界が利益を生み出すためにも不可欠です。

スーパーマーケットの野菜や果物の売り場を見れば明らかなように、これらの産地は消費国から遠く離れている場合が非常に多くなっています。品質管理と安全性、トレーサビリティは業界の基本的な原則と言えそうです。

 

デジタル技術は生産者、梱包業者、配送業者、貿易業者、流通業者、小売業者のすべてにとって、チャレンジであり、情報のオーケストレーションによってすべてのプレイヤーが恩恵を受けます。

 

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ワイン産業のDX 【業界別デジタル化事例】

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ワイン産業のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)・デジタルマーケティングについて、独自の視点で解説しています。ワインの場合、トレーサビリティーが重要ですからデジタル化が重要ということになります。
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ワインの産地は欧州から北米、さらにオーストラリア、南米と世界中に広がっています。

世界各地のワイナリーは地球温暖化に伴う気候変動などに対処するために、また、生産性や流通効率を向上させて、よりよいワインを届けるためにデジタル技術を活用しているようです。

活躍が目立つのはAI(人工知能)です。ワイン愛好家は少なくありませんが、ワインの目利きとなるとなかなか素人には難しいので、AIがソムリエ役を務めるサービスが生まれています。

また、ワインの場合、トレーサビリティーが重要ですし、高額で売買されるがゆえにラベルの偽造という問題もあるようです。ここではブロックチェーンやNFT(非代替性トークン)の活用が徐々に始まっています。

 

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ワイン蔵

 

そのほか、愛好家向けにはARなどを活用してそのワインのストーリーをラベルのQRコードを入口にして紹介する例があるそうです。

日本に輸入されるワインのボトルの裏などには産地や特徴、そのワインに合う料理などの情報が小さな文字で記されていることがありますが、どのワイナリーやブランドがどういったものなのかについて詳しい知識のない人にとっては売り場でスマホをかざすだけでさまざまな情報をビジュアルで得ることができれば、ただのラベルしかないワインよりも購買意欲が沸くに違いありません。

ワインの品質を調べるのにもテクノロジーが活用されています。イーノーズ(e-nose)は、エレクトリックの鼻のことで匂いや味を検出して数値化するセンサーです。このセンサーがワインなどの液体の生産と熟成のプロセスを追跡して、最終製品の品質の向上に役立っているようです。熟成プロセスなどの監視には、このほかに近赤外線分光法も使われますが、この分析と評価には機械学習が適用されます。

 

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ワイン

 

ブドウ畑ではカメラシステム、センサーネットワーク、機械学習モデルを組み合わせて、常に温度、湿度、その他の状態がモニタリングされます。そのほか衛星からの情報で広い農園の水分供給の状況などを把握する取り組みもあります。

ドローンやセンサーを使って害虫や大気中の汚染物質などをいち早く検出したり、先進的な天気予報情報を活用して雹を含むさまざまな気象条件からの被害を抑えたりといった具合に、長年の経験と勘が重視されたワイン産業は今ではハイテク技術なしには成り立たなくなってきているようです。

そのほかにもワイナリーやブドウ農園につきものの重労働をロボットに代行させる動きもあります。

コンピュータビジョン、機械学習、センサーアレイ、バイオメトリクス、リモートセンシング、ロボティクスなどなど、ワイン産業にはデジタル技術の活用が盛んです。

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ヘルスケア業界のDX ~ パーソナライゼーションの必要性 【業界別デジタル化事例】

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ヘルスケア業界のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)・デジタルマーケティングについて、独自の視点で解説しています。
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医療法により病院などの医療機関は広告に対して規制を受けています。多くの病院やクリニックのWebサイトは主として診療時間やアクセス方法、主な診療科や院長名の紹介程度で、予約のための電話番号が記載されているといったものが一般的でした。

 

しかし、スマートフォンの普及により、かつて情報提供はインターネットを経由してパソコンへ、予約などのやり取りは電話を使って肉声でという区分は曖昧になってきました。今では多くの情報がPCやスマートフォンに対して届けられ、健康診断などの予約が可能なWebサイトも増えてきています。

 

しかし、ほとんどサイトは来訪者に適切なナビゲーションを提供していませんし、来訪者をきちんと個々の顧客として分析したり、分析に応じたエクスペリエンスの提供までは行っていません。

例えば、病院やクリニックのサイトを訪れる人の中には、自宅や職場の近くで特定の診療科を探している初診患者さんもいますし、かかりつけ医が何曜日にいるか確認する患者さんもいれば、入院患者を見舞おうとしている人、禁煙外来の有無や人工透析が可能かなど特別な調べものをしている人、製薬会社や医療機器メーカーの人などさまざまな人がいます。それぞれが違った目的で情報を探していたり、予約などの目的で病院とコンタクトしようと思っていたりします。

ただ、多くのサイトはペルソナの設定が不十分で、カスタマージャーニーを考慮せず、最大公約数的に冗漫な情報を羅列していたり、特定の訪問客に対しては不十分な情報しか提供できていない場合がほとんどでした。

 

Acquia社の日本を含むアジア太平洋地域の責任者であるChris Gibbs氏は、デジタル体験を考慮することで医療機関にも成長戦略が描けると述べています。彼によれば、顧客体験の立場から医療サービス提供者は、ウェブサイトの訪問者を以下のような視点で分析し、理解する必要があるそうです。

 

訪問者の意図を理解する

検索結果やソーシャルメディアでの評判を読んでから訪れた人もいれば、学生の長い休みや、花粉症や日本でいうお盆や正月など季節的な要因を背景に訪れる人もおり、こうした経路の分析に時期や時間の要素を重ねると訪問の背景を推測することができます。

 

満足度を測る

訪問者が早々に離脱したり、サイト内で迷子になっている場合、オンライン・エクスペリエンスの設計が不十分である可能性が高くなります。あるいは、予約に関する情報提供が上手くいっていないケースもあります。

一度の外来で解決せず、通院が複数回に渡る場合に、顧客との接点をオンラインにしておけば、継続的な関係を築くことができますし、さまざまな段階で満足度を測る方法を見つけて、満足のいく体験価値を提供すれば、医療機関であってもブランドとして、患者やその家族をブランドの伝道者にすることも可能です。そのためにはオンラインのレビューなどにも注目する必要が出てきます。病院の評判には、医師や設備だけでなく、受付や看護師に対する辛口のコメントが多いものですから、これらをフィードバックとして適切に活用すれば、医療サービスそのものの価値も高まります。

 

従業員満足度を高める

スタッフが院内だけでなく、オンラインで患者や家族との接点を持ってくると、スタッフのモチベーション向上にもつながります。また、スタッフからのフィードバックを集めることもデジタルのプラットフォームを活用して行うことが可能になります。

 

患者や家族に多様な選択肢が見えてしまうデジタル時代には、適切なデジタル体験を設計して提供しない限り、惹きつけておくことができません。反対によい体験を与えて、エンゲージメントを高めるができれば、患者や家族とつながり続けるだけでなく、バイラルによって新たな来訪者を惹きつけることもできます。

 

医療機関と言えども、未来のためには的確なデジタル戦略を立てて実践していく必要があるということでしょう。

 

 

 

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医療のDX 【業界別デジタル化事例】

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医療ヘルスケア領域のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)・デジタルマーケティングについて、独自の視点で解説しています。人々は、病気やその症状、治療法などについて、ネットから情報を集めるようになりました。これはちょうど、いろいろな商品やサービスを購入するかどうか検討しているときと同じような行動です。
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医療の領域での消費者(=患者)の行動は、商業領域での行動を反映し始めています。つまり、病院を選び、治療法に納得する上で、ネットへの依存度をますます深めているのです。

 

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medical info

 

インターネットには無数の医療関係情報が溢れています。

中には見るからに怪しげな民間療法もあれば、効果のほどが疑わしい健康食品や健康法の情報も多く、注意が必要なようです。しかし、専門の医療機関から発信される情報は、必ずしも患者の立場から書かれていないため、治療にともなう苦痛とか不安についての情報は、一般の経験者の投稿を参考にする人も多いでしょう。

しかし、これもネットにあふれるステマ(消費者の意見を装った広告)である場合もあります。

 

人々は、病気やその症状、治療法などについて、ネットから情報を集めるようになりました。これはちょうど、いろいろな商品やサービスを購入するかどうか検討しているときと同じような行動です。

つまり、検索してヒットした情報をいくつか読み、症状や可能性のある要因を調べ、薬やその副作用、外科的な手術を伴う場合のリスクや必要な入院期間などについても情報を得ようとします。Q&AサイトやSNSを使って質問を発することもめずらしくありません。

 

今では医療情報が膨大すぎて、AIの方が医師よりも正しく判断できるという話までありますが、どこの国でも、かつてはお医者様から言われたことを忠実に守ることが患者の務めのように受け取られていました。

そのため、例えば、医師が処方した薬をきちんと決められたとおりに服用することを、コンプライアンスと呼んでいたそうです。今では企業などの「法令順守」といった意味合いでよく使われるコンプライアンスですが、医師の指示を順守するということでそのように呼ばれていたのでしょう。

 

また、美容の関係や外科治療など、高額あるいは高リスクなものに関しては、患者は最終的な決断をするまでに過去の患者さんたちの経験や、さまざまな事例を調べるために、さらにおおくの時間と労力を費やします。ここでもデジタルのコンテンツが大きな役割を担っています。

 

患者さんが求めているのは、透明性であり、医療機関の説明責任ですが、それに加えて利便性も求められます。じっくり情報を探して隅々まで読み込めば、どこかに小さく説明されているのではダメでしょう。

 

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医療機関側がまず考えることは、モバイル対応とSEO対策でしょう。患者の多くが検索エンジンを出発点にします。SEO(検索エンジン最適化)では全国や全世界の患者さんを相手にする必要はありません。地元のSEOを主体に考える必要があります。患者さんが最初に探しているのは、自宅や職場の近所の医療機関の情報であり、最寄りの大都市の医療機関の情報です。音声で検索されることも念頭に置く必要があります。

 

ソーシャルメディアについては、双方向性を活かして医療相談や問診、診断などの場に使うことはできませんけれども、ウェブサイトへの流入を増やす上で非常に重要です。人々が異なるソーシャルメディアは異なる行動をとっていることを意識してSNS戦略を練る必要があります。

同時に、自らが発信する情報を届けることだけでなく、ソーシャルメディア上で、自分たちに対する評価や評判がどうなっているのかをウォッチしておく必要があります。ただし、否定的なコメントやレビューを避けたり削除することは得策ではありません。多くの場合、否定的な意見には自分たちが改善すべきポイントが指摘されているのですから、コメントやレビューに即応するのではなく、きちんと時間と労力を費やして、批判された点を修正することで悪いコメントを減らしていくことが大切になります。これは医療機関に限ったことではなさそうです。

患者は、ほとんどの場合、治療やリハビリを苦痛と感じるのが当然で、そうした意見がネットに現れることは避けられません。

 

コンテンツそのものがすべての基礎になります。コンテンツが視聴されるのはPCではなく、タブレットやスマートフォンが主流になっているため、多くの文字や精細な画像で表現するよりも、ブログ、ビデオ、ウェビナーなど、情報の消費を助けるコンテンツ制作が求められます。

 

そして、新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりは、遠隔医療の扉を各地で開いたようです。

患者さんを医療機関に呼び込むデジタル・マーケティングだけでなく、医療機関のデジタル・トランスフォーメーションは、外来や健診の予約、問診票の電子化、Web会議を活用した問診、検査結果の電子データ提示、処方箋の電子化などなど、継続的な関係性、医療機関と患者の「接点」の変容へと波及していきそうです。

 

ネットにあふれる危ない「アドバイス」にはくれぐれもご注意くださいね。

 

 

 

<参考情報>

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Dries buytaert氏、Acquia社のCTOを退き、新たにエグゼクティブチェアマンに就任

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Acquia社のCTOであるDries Buytaert氏が、2025年1月9日に新たにエグゼクティブチェアマンという立場へ移行すると報告されました。
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オープンソースCMSであるDrupalのプロジェクトリードであり、Acquia社のCTOであるDries Buytaert氏は、2025年1月9日に彼自身のブログにてAcquia社の最高技術責任者(CTO)と最高戦略責任者(CSO)の座を退き、新たにエグゼクティブチェアマンという立場へ移行することが報告されました。

Dries氏は17年前にAcquia社の共同設立者として会社を設立して以降、同社においても長年重要なポジションに就いておりました。長き間、CTOとして手腕を発揮されましたが、このところDrupalのためにより多くの時間を費やしたいという表明をされておりました。 このたびの役職変更はありますが、Drupalへのコミットメントやプロジェクトでの役割には特に影響しない、とのことです。

Dries氏は引き続きDrupalプロジェクトをリードし、Drupal CMS、Drupal Core、そしてDrupalアソシエーションの発展を推進していくとのことです。この判断に至った一つのきっかけとして、Drupal CMS(Drupal Startshotの正式名称)プロジェクトが短い期間に物凄い発展を成し遂げたこともあるようです。 

このDrupal CMSの正式リリースはまさに、明日、2025年1月15日にリリースを予定しており、多くの国々のローカルコミュニティにてローンチパーティなどが計画されております。 

参考: Drupal CMS Launch Party 特設ページ

 

Article No
994

DrupalCon Singapore 2024 参加レポートPart.2

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2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、Drupalエンジニアの私鈴木と直江が参加してきました。第2回目となる今回は、DrupalCon Singapore Splash Awardsについてお話しします。
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DrupalConSingapore2024 part2

 

〜DrupalCon Singapore Splash Awards〜

2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、Drupalエンジニアの私鈴木と直江が参加してきました。第2回目となる今回は、DrupalCon Singapore Splash Awardsについてお話しします。

DrupalCon Singaporeは、Drupalコミュニティが主催するアジア最大級の集まりで、最新技術の紹介や知識の共有、ネットワーキングの場として大いに盛り上がりました。世界中から開発者、エンジニア、デザイナー、マーケター、ビジネスリーダーが一堂に会し、Drupalとそのシステムの未来について語り合う素晴らしい機会でした。

今回のDrupalconでは、初めてDrupalCon Singapore Splash Awardsが開催されました。

 

◾️DrupalCon Singapore Splash Awardsとは

2024年12月9日に初めて開催されたイベントで、アジアとアジア太平洋地域での優れたDrupalプロジェクトを表彰するものです。このイベントは、Drupalのコミュニティのクリエイティビティ、技術的優秀さ、革新的なソリューションを称えるために設立されました。

この度私たちが制作したオリジナルWebサイトであるSENGOKU634をエントリーし、【NOT FOR PROFIT】 部門のファイナリストにノミネートされました。

12月9日に表彰式が行われ、結果が発表されました。残念ながら優勝は逃したものの、ファイナリストとして表彰していただきました。

 

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左:直江 右:鈴木
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表彰状

 

◾️SENGOKU634 とは

Drupalディストリビューションであるコンテンツ管理システム「Kamihaya CMS(カミハヤCMS)」を用いて作成したサイトです。

KamihayaCMSは、日本国内向けに使いやすくパッケージしているDrupalディストリビューションで、特別な専門知識がなくても高機能なウェブサイト構築ができます。

便利な機能と直感的にわかりやすい操作性で、事業戦略をすぐ形にすることができます。

SENGOKU634 はキャラクターコンテンツの可能性の模索と地域活性化を目的とし、関ヶ原の戦いを基軸として制作したサイトです。

当初Wordpressで制作したサイトをKamihayaCMSに乗せ替えてリニューアルしました。

次回以降まだまだ参加レポートは続きます。

 

Article No
989

DrupalCon Singapore 2024 参加レポートPart.1

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2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、Drupalエンジニアの私鈴木と直江が参加してきました。
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DrupalConSingapore2024

 

2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、 ジェネロ株式会社のDlupalエンジニア鈴木(私)と直江が参加してきました。これから複数回に渡り鈴木が参加レポートをお届けします。まずは第一回目、イベントの概要についてお伝えします。

DrupalCon Singaporeは、Drupalコミュニティが主催するアジア最大級の集まりで、最新技術の紹介や知識の共有、ネットワーキングの場として大いに盛り上がりました。世界中から開発者、エンジニア、デザイナー、マーケター、ビジネスリーダーが一堂に会し、Drupalとそのシステムの未来について語り合う素晴らしい機会でした。

 

DrupalCon Singapore 2024開催概要

【開催日時】2024年12月9日(月)〜11日(水)

【公式ページ】https://events.drupal.org/singapore2024

【会場】PARKROYAL COLLECTION Marina Bay

 

DrupalCon Singapore 2024の主な開催内容

  • セッションとトレーニング: 最新のDrupal技術やトレンドに関する様々なセッションやワークショップや、新しいユーザー向けの特別なトレーニングコース
  • コントリビューション: コミュニティの一員として、Drupalの開発や改善に貢献する機会の提供
  • ネットワーキング: 他の開発者や企業の代表者との交流があり、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの機会の提供
  • Splash Awards: これがアジア初の開催となる「Splash Awards」も行われ、最優秀のDrupalサイトが表彰が行われる
  • エージェンシーリーダーズディナー: 代表的なエージェンシーのリーダーたちが参加する特別なディナーイベント

     

ディナーイベントに参加する際、私と直江は、搭乗していた飛行機の遅延により遅れて到着しましたが、そのおかげでなんと、Drupal創設者のDries氏や主要メンバーの方々と同じテーブルに座ることに!

最初は緊張していたものの、会話が始まると徐々にリラックスし、多くの話をすることができました

世界中から集まった同じ目的を持った仲間たちとの交流はとても特別で、お酒の力も相まって、すぐに打ち解けて大いに盛り上がったそうです。充実した時間を過ごし、多くの刺激とインスピレーションを得られたディナーイベントでした。

(写真:エンジニアの直江(左)Drupal創設者のDries Buytaert(中)と鈴木(右))

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3名の写真

 

◾️このイベントの参加目的

  • 知識とスキルの向上: セッションやワークショップを通じてDrupalの最新技術やトレンドについて学ぶことができます。
  • ネットワーキング: 他の開発者、デザイナー、企業の代表者と交流することで、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの機会が生まれます。
  • コミュニティの一員としての参加: Drupalコミュニティは非常に活発で、参加者は自分のプロジェクトやアイデアを共有し、フィードバックを得ることができます。
  • インスピレーションの獲得: 成功事例や新しいアプローチを知ることで、自分のプロジェクトに新しい視点やアイデアを持ち帰ることができます。

今回得た新しい話題は、Drupal star shot CMSの開発についてです。次回以降のレポートに記述予定です。

次のレポートでは今回が初めて開催となったDrupalCon Singapore Splash Awardsについてお伝えします。

>> DrupalCon Singapore 2024 参加レポートPart.2

 

Article No
988

大規模サイトの課題解決!Drupalを選ぶべき理由と導入メリット

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大規模サイトや会員サイトなど企業Webサイトのリニューアルや構築に最適なCMSとは?エンタープライズ企業に支持されるDrupalの強みと将来性、導入事例を詳しく解説します!
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Drupalは世界各国の政府機関や大企業、高等教育機関などに選ばれ続けている有力なCMSです。選ばれる理由は何でしょうか。

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DrupalCMSが選ばれる理由とは
  • スケーラビリティ

アクティブなWebサイトは多くの場合ダイナミックに成長するものです。印刷物の会社案内をHTMLにしただけのようなコーポレートサイトであっても幹部の異動、新製品の発表、オフィス移転など、広くお知らせしたい内容は日々生まれてきます。
大企業の場合には、毎日のようにリリースの”ネタ”が生まれますし、発信したいプロモーション情報が出てきます。
Drupalは高度なキャッシュメカニズムを備えており、読み込み速度を速め、サーバーの負荷を低減して、UXを高めてくれます。Webサイトへのトラフィックが増えることを予想するなら、スケーラビリティを備えたシステムを構築する必要があります。

  • セキュリティ

人気の高いOSやCMSは常に攻撃の対象になってしまいます。Drupalも例外ではありませんが、専門のセキュリティチームが常にスタンバイしていて、アップデートとパッチを定期的にリリースしています。
また、Drupalはロールと権限をきめ細かく設定できるので、ユーザアクセス制御をさまざまなレベルに応じて細かく決めることができます。コンテンツを生成する人には公開の権限を与えないなど、サイト運用の一部をアウトソースする場合などにもセキュリティを維持することが可能となっています。

  • 柔軟性

CMSの中には一見、さまざまなデザインに対応できるように見えて実は画一的な機能にした対応していないものもあります。
Webサイトの目的や種類は多岐に渡ります。Eコマース、ソーシャルネットワーキング、キャンペーン、リクルーティング、ニュースなどなど。備えるべき機能にもマップやスケジュール、レイティング、ユーザ投稿、会員ログインその他、千差万別です。
Drupalは4万以上の幅広いモジュールに支えられています。また、デザインやレイアウトを好みのままに変更するためのテーマも十分すぎるほど用意されていますし、ある程度のトレーニングを経れば、モジュールもテーマも自作できるようになります。そうなれば究極の柔軟性を持つとも言えそうです。

  • コミュニティー

DrupalにはDrupalを少しでも良くしようと日夜努力を続けている世界中の開発者コミュニティーに支えられています。オープンソースのコミュニティーが、たくさんのモジュールを生み出し、利用することで相互に高めあっています。不具合を見つけてくれる人が世界中に大勢いてくれるので、人気が高いモジュールは安心して使うことができるのです。コミュニティーに支えられているDrupalは、コミュニティーが活発である限り陳腐化することはありません。

  • そのほか

Drupalはモバイル・ファーストであり、多言語、マルチサイト対応です。グローバル企業にとって、ブランドを高品位に保つために、各国の支社や支店に各国のWebサイト構築や運営を任せるのではなく、中央からのコントロールを維持することが重要です。しかし、本社が各国の文化や歴史に精通することは現実的ではありません。同じプラットフォーム上で動作する多言語・マルチサイトであれば、統一感を維持しながらローカルルールを実装することが可能になります。
また、SEOツールが各種存在していることや、他のシステム------CRM、マーケティングオートメーション、ソーシャルメディアプラットフォームなど------との連携、シームレスな相互運用性を担保するためのコネクター(API)を利用すれば、すでに利用しているシステムとの統合も可能ですし、将来的に導入する場合にも連動させることが可能になります。

 

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Drupalマーク

 

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