技術とつながりで広がるオープンソースの可能性 — DrupalCon Nara 2025参加レポート

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世界中のDrupalユーザーが集う国際カンファレンス「DrupalCon」。そのアジア開催として注目を集めた DrupalCon Nara 2025 が、歴史と文化が共存する奈良で開催されました。DXTimesでは、2日間にわたり現地取材を行い、最新の技術動向だけでなく、オープンソースコミュニティが持つ“学びの文化”と“つながり”に焦点を当ててレポートします。
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DrupalCon Nara 2025 が示した、オープンソースが生み出す“学びと共創”の力

世界中のDrupalユーザーが集う国際カンファレンス「DrupalCon」。そのアジア開催として注目を集めた DrupalCon Nara 2025 が、歴史と文化が共存する奈良で開催されました。DXTimesでは、2日間にわたり現地取材を行い、最新の技術動向だけでなく、オープンソースコミュニティが持つ“学びの文化”と“つながり”に焦点を当ててレポートします。
 

Drupal 最新技術の共有

DrupalCon Nara 2025では、初日から多くの注目セッションが行われました。その中でも当日の目玉のひとつが Dries Note です。詳細は以下をご覧ください。

このキーノートでも触れられている通り、冒頭では奈良市長によるスピーチが行われました。(奈良市長へのインタビュー記事はこちら
 

キーノートの動画内容をまとめた記事はこちらでもご覧いただけます。
DrupalCon Nara 2025 Dries Noteまとめ記事(外部サイト:The DropTimes)

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会場の様子

 

技術が“その場で生まれ、育つ”熱量 — セッションで見えた実践型の学び

参加者の熱気がもっとも体現されていたのは、技術セッションです。
エンジニアによるセッション(スピーチ)では、高度で専門的な内容ばかりで、終了後には会場中から質問が飛び交い、同じ課題を持つ参加者同士が自然と議論を始める姿がとても印象的でした。
議論を聞いて終わりではなく、その場でPCを開き、発表内容をすぐに試す参加者が多数いる点が、まさにオープンソース文化そのもの。クローズドな場ではなかなか生まれにくい、スピード感のある知識共有とコラボレーションが目の前で展開されていました。
 

“誰でも歓迎される場所”を体現するコミュニティ文化

DrupalConは技術者のイベントというイメージを持たれがちですが、実際に会場を歩くと、エンジニア以外の参加者も数多く見られました。海外の参加者、教育関係者、フリーランス、クリエイターなど、多様なバックグラウンドを持つ来場者が交流しており、技術コミュニティにありがちな閉塞感はまったくありません。
 

言語や専門性の違いがあっても、参加者同士の距離は驚くほど近く、質問にも気軽に答え合う、非常にフラットな空気が漂っていました。
その様子から感じられたのは、 “心理的安全性”の高さです。それに加えて、Drupalに関わる人たちを通して、「親しみやすさ」「温かみのあるコミュニティ」「安心して学べる環境」といった要素を体感しました。
 

交流から見える、技術の外側にある課題感と可能性

今回特に印象に残ったのは、技術者だけでなく、非エンジニアの参加者も多かったことです。教育機関の方や、学生ながらイベント運営に携わる方など、普段のDrupalのイメージとは異なる層の人々が積極的に交流していました。


その中で見えてきたのは、「エンジニアと非エンジニアの間をどうつないでいくか」という、共通した課題感です。
技術が身近になり、DXが進むほどこの課題は大きくなっています。DrupalConの場では、役割や専門性を越えて自然に会話が生まれており、そこから学び合う姿は、コミュニティの成熟度の高さを示すものでもありました。
 

また、Drupalに関わる人たちの“明るさ”“オープンさ”を象徴するエピソードも。

DrupalConNara事務局として奔走していた海外スタッフに「日々の業務に加えての、コミュニティ活動は負担ではないか」と尋ねたところ、「人とつながるのが大好きだから全く疲れないし、楽しい!」と、笑顔で返ってきたのです。
その温かい価値観は、テック系イベントという枠を越えて強い印象を残しました。
 

なぜDrupalは選ばれ続けるのか — 技術と文化、両面から見えた魅力

今回のDrupalConを通じて浮かび上がったDrupalの本質は、「ただのCMS」ではなく、“学び続ける文化が組み込まれたプラットフォーム”であるということでした。
 

Drupalが持つ強み

  • 高い拡張性
  • セキュリティの信頼性
  • 世界中で支えられるコミュニティ
  • OSSならではの改善サイクルの速さ


これらは技術的な特徴ですが、それを本当に価値に変えているのは、コミュニティの姿勢と文化であることを強く感じます。
技術を学び、試し、仲間と議論する。そのプロセスそのものが、Drupalの価値を押し上げ、使い手の創造性を後押ししているのです。

 

まとめ — 2日間で見えた「オープン」がつくる未来のDXの姿

DrupalCon Nara 2025から、技術イベント以上のものを体感しました。
 

  • 人と人がつながる温かい文化
  • その場で試し、学びを深める空気
  • 専門性や役割を越えたオープンな対話
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会場の様子


どれも、これからのDX、そして「共創」に不可欠な姿勢です。
DXTimesとしては、今後もDrupalに関するニュースや学びを発信する際、このような“開かれたコミュニティ文化”を伝えることを大切にしていきたいと考えています。
技術だけではない、「人」がつくるDXの未来を体感する2日間となりました。


 

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Article No
1029

DX都市の未来は“歴史”にあり?─奈良市長に聞く、創造性を引き出す街づくり

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1400年の歴史を持つ奈良で開催された DrupalCon Nara 2025。そこで行われた奈良市長へのショートインタビューでは、歴史と創造性、そしてDXが交わる“都市の未来像”が語られました。本記事では、参加レポートの一環として市長の視点を紹介します。
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DX都市の未来は“歴史”にあり?─奈良市長に聞く、創造性を引き出す街づくり

2025年11月、世界中からDrupalコミュニティのメンバーが集まる「DrupalCon Nara 2025」が開催されました。
1400年以上の歴史を持つ街・奈良に、最先端のテクノロジーコミュニティが結集しました。そこで、DXTimes記者のプラジが、奈良市の仲川市長へのショートインタビューをさせていただきました。
(この記事では、DrupalConNara2025参加レポートの一環として、市長インタビューの内容をお届けします。)

本記事の英語版はこちら:Mayor of Nara Embraced Global Drupal Community at DrupalCon Asia 2025(外部サイト:The DropTimes)

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奈良市長インタビュー

奈良市長(右)とインタビュアーのプラジ氏(左)、会場にて

 

奈良でDrupalConが開催されたことへの想い

プラジ:今回のDrupalConが奈良で開催されることをどのように感じていらっしゃいますか?

市長:

「Drupalに関わる皆さんとのお付き合いはまだ始まったばかりですが、
世界的な大会をこの奈良の地で、こんなに早く開催できるとは夢にも思っていませんでした。
市としても、コミュニティがもっと活性化し、世界に貢献できるよう力を尽くしていきたいと考えています。」

 

“創造性を引き出す都市”としての奈良の強み

プラジ:ITやクリエイティブ人材が集まる都市を目指す上で、奈良ならではの強みはどのような点にあると思われますか?

市長:

「テクノロジーが進化する今、人間の力をどう最大限に引き出すかが重要です。
その点、歴史や自然にあふれた奈良は、人間が本来持つ能力を高める環境として、世界でも類を見ない街だと思います。」

「歴史」と「自然」という奈良の根幹をなす要素、静かで豊かな環境だからこそ創造力が研ぎ澄まされる。そんな視点が印象的でした。
 

世界の文化を受け入れてきた奈良だからこそできること

プラジ:来場者や参加者に向けたメッセージをお願いします。

市長:

「奈良は日本の始まりの地でありながら、
世界中からさまざまな文化・宗教・文明を受け入れて育ってきた街です。
その意味で、世界中のDrupalコミュニティがこの2025年に奈良へ集まったことは、大きなチャンスだと思います。
このカンファレンスが、より平和で創造的な未来への変革のきっかけになることを期待しています。
奈良市もこれから応援していきますので、ぜひ私たちともつながってください!」

「歴史×テクノロジー×コミュニティ」が交差する奈良で、世界に向けた新たなイノベーションの芽が生まれようとしている。市長は、奈良という街の歴史を「ダイバーシティの積み重ね」として語り、力強いメッセージをいただきました。

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奈良市長の登壇の様子

DrupalConNara2025 オープニングの様子


 

歴史が未来を支える都市へ─奈良の挑戦は続く

DrupalCon Nara 2025 が示したのは、奈良が単なる“歴史の街”ではなく、「人の可能性を最大化する都市」としての新たなポジションを確立しつつあること。
歴史・自然・多様性が生み出す創造性。そして世界とつながるコミュニティの力。これらが重なり合う場所として、奈良がDXの舞台に立ったことには大きな意味があります。DXTimesでは引き続き、オープンソースコミュニティの動きも発信していきます。
 

 

奈良を活動拠点としてお考えの企業様へ
DXTimesでは、人と人、企業と企業、自治体とも繋がれるよう橋渡しも行っております。
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Article No
1028

DXを加速させる“共創の場”─DrupalCon Nara 2025 主催者に聞く、オープンコミュニティの価値

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オープンソースが生み出す“共創の力”はいま、DXをどう動かしているのか。TheDropTimesに掲載された「DrupalCon Nara 2025」主催者の言葉から、オープンコミュニティが組織や社会にもたらす新たな変化を読み解きます。
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オープンソースが生み出す“共創の力”はいま、DXをどう動かしているのか。海外メディアDropTimesに掲載された「DrupalCon Nara 2025」主催者の言葉から、オープンコミュニティが組織や社会にもたらす新たな変化を読み解きます。

※本記事は、英語メディアTheDropTimesに掲載された記事「"DrupalCon Nara 2025: Asia’s Drupal Community Unites in Japan’s Ancient Capital"(Alka Elizabeth執筆/2025年11月6日掲載)」を日本語訳、再構成したものです。

→原文はこちら

 

マイケル・リチャードソン氏が語る、DrupalCon Nara 2025の準備舞台裏

 

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2025年11月16日から19日にかけて、日本の古都・奈良が世界のDrupalコミュニティの中心地となります。
ホテル日航奈良を会場に開催される DrupalCon Nara 2025 は、単なるテックカンファレンスではありません。
日本でも屈指の歴史と文化を持つ都市を舞台に、テクノロジーとカルチャーが交差する特別なイベントです。

英語と日本語の両方で行われる50以上のセッション、ハンズオンの貢献デイ、そして地域文化に根ざした体験など、まさに「アジア版DrupalCon」と呼ぶにふさわしい新しい形のカンファレンスになる予定です。

 

「アジアのDrupalユーザーがつながる場を」

「DrupalCon Naraは、昨年のシンガポール大会に続く、アジアで2回目のDrupalConになります。」


そう語るのは、主要オーガナイザーのひとり、Michael Richardson さんです。

「シンガポールのときと同じく、アジア各国のDrupalユーザー、開発者、貢献者がつながり、お互いの経験を共有し、Drupalやオープンソースの魅力を広める場にしたいと思っています。」

今回の参加者数は、シンガポールと同規模の250〜300名を見込んでおり、そのうち約半数は日本からの参加者とのこと。日本のDrupalコミュニティがますます活気づいていることを示しています。

「アジアが今後のDrupal開発の中心的な存在になる可能性を秘めていることを、私たちは強く信じています。今回の開催も、その信念の表れです。」

 

初のバイリンガル開催と文化体験プログラム

今回のDrupalConでは、初めて 英日バイリンガル構成 が導入されます。
ボランティア翻訳チームの尽力により、すべての公式情報が英語と日本語で共有され、各時間帯には必ず日本語のセッションが設けられます。日本語話者も安心して参加できる構成です。

また、いわゆる「技術カンファレンス」の枠を超えた文化的なプログラムも企画されています。
なかでも注目は、「DrupalCon Nara トレジャーハント」
11月16日(日)に開催されるこのイベントでは、3人までのチームが奈良市内を駆け巡り、ミッションをクリアしてポイントを競います。

「奈良は世界で最も美しい都市のひとつであり、何千年も続く豊かな文化遺産があります。
今回初めて“トレジャーハント”を導入し、参加者が奈良の魅力を体感できるようにしました。」

鹿と一緒にセルフィーを撮ったり、古寺で謎を解いたり、世界遺産の街を駆け抜けたり——。
単なる観光ではなく、Drupalの知識と奈良の伝承を組み合わせたチーム戦型の体験イベントになっています。

 

地元との連携と、誰もが参加できるカンファレンスへ

奈良という文化的に意義深い都市での開催には、さまざまな機会と挑戦があります。
リチャードソンさんは、地元との協力体制が非常に心強いと話します。

奈良では市長の中川さんをはじめ、市の皆さんから多大なサポートをいただいています。
地元の学生もDrupalConに参加し、オープンウェブの価値や魅力を学べるようにする予定です。」

アクセシビリティとインクルーシブな環境づくりも重要な柱です。

「DrupalConは、Drupalと同じく“すべての人のための場”です。
開催地の選定においても、アジアの開発途上国からの参加者を含め、可能な限り負担が少なくアクセスしやすい方法を常に検討しています。」

Linux AustraliaやDrupal Associationの支援により、奨学金プログラムも充実。
地域を超えた参加を促進し、多様な声が交わる場が実現します。
もちろん、DrupalCon行動規範(Code of Conduct)に基づき、すべての参加者が安心して過ごせる環境が整えられています。

 

「数」よりも「影響」─成功の定義

主催者たちが目指すのは、単なる来場者数ではなく 「コミュニティに残る影響」 です。

「シンガポール大会で何よりうれしかったのは、アジア各地のDrupalコミュニティが再び活性化したことです。
コミュニティブースを設けることで、各国のミートアップやキャンプの主催者同士がつながり、物語を共有する場が生まれました。
その結果、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどでミートアップが再開したのです。」

奈良大会でも、この流れをさらに広げることを目指しています。

「7月には東京で日本初の『Drupal Japan Contribution Day』を開催しました。
今回のカンファレンスでも、2026年以降の日本のDrupalに関する発表があるかもしれません。」

 

Drupalの新時代とともに

今回のDrupalConは、Drupalプロジェクト自体の進化と歩調を合わせています。
Drupal CMS、Canvas、AI連携 などの新しいツールが登場し、プロジェクトに新たな可能性と活力をもたらしています。

「最新のDrupalは、これまで以上に柔軟で革新的です。
Drupal CMSやCanvas、AIなどの新しい技術が加わることで、DrupalCon Asiaは“学び・協働・発信”の場としてますます特別な存在になるでしょう。」

 

感謝とともに

リチャードソンさんは、DrupalCon Asiaの開催は多くの人々の協力のうえに成り立っていると語ります。

「スポンサー、ボランティア、登壇者、Linux Australia、そしてDrupal Associationの支援があってこそ実現できました。
何千時間にも及ぶボランティアの尽力に、心から感謝しています。」

奈良の古寺や穏やかな鹿たち、そして秋の風景が、DrupalConで交わされる活発なアイデア・革新・協働のエネルギーと見事な対比をなしています。
Drupalのエコシステムに関わる人はもちろん、これから関わってみたい人にとっても、DrupalCon Nara 2025はきっと忘れられない体験になるでしょう。

 

DrupalCon Nara 参加申込方法

DrupalCon Nara 2025 参加申込は公式サイトから→ https://events.drupal.org/nara2025/registration-information

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TheDropTimes/DXTimesは、DrupalConNara 2025 公式メディアスポンサーです

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Article No
1023

オープンソースが生み出す共創の力〜DrupalCon Nara 2025が示す、組織変革の新たなヒント〜

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奈良で開催される国際イベント「DrupalCon Nara 2025」を通して、DXの次なる潮流「共創型DX」を読み解くコラム。技術だけでなく、人・組織・文化がつながる“持続するDX”のヒントを探ります。
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企業のDX推進において、いま注目されているキーワードが「共創」です。技術導入だけでなく、部門や職種の垣根を超えて“共に考え、共に作る”動きが求められています。
そんな「共創」の最前線を感じられる国際イベントが、2025年11月に奈良で開催されます。世界中のDrupalコミュニティが集う 「DrupalCon Nara 2025」 は、DX推進に携わる方にとっても見逃せない場となりそうです。
 

DXの次のステージは「共創」へ

これまで多くの企業が取り組んできたDX(デジタルトランスフォーメーション)は、システム刷新や業務効率化が中心でした。しかし、近年では「部門を超えた協働」「組織文化の変革」など、人や組織のつながりを軸にしたアプローチが注目を集めています。
オープンソースのCMS「Drupal(ドゥルーパル)」をテーマにした国際イベント DrupalCon Nara 2025 では、まさにこの“共創”を体現する取り組みが各国から共有されます。

 

エンジニアだけではない—多様な視点が集まるDrupalCon

DrupalConというと、エンジニア向けの技術カンファレンスという印象を持つ方も多いかもしれません。
しかし、今回のDrupalCon Naraでは、プロジェクトマネージャー、デザイナー、行政関係者、教育機関など、幅広い立場の登壇者が参加します。Drupalを使うプロジェクトには、開発者だけでなく、UXデザインや運用、マネジメントなど、さまざまな専門性が関わります。
異なる立場の人々が協力し合うことで、より持続的で柔軟なDXの実現が可能になります。

 

奈良から発信される、世界と日本のDX共創モデル

今回の会場となる奈良は、古来より文化と人が交わり、新しい価値が生まれてきた地。この地から、オープンソースを通じた「共創型DX」の可能性が世界へ発信されます。
世界ではすでに、行政機関・大学・企業がDrupalを採用し、透明性や柔軟性を兼ね備えたデジタル基盤を構築しています。DrupalCon Naraは、その成功事例を直接学び、日本のDX推進に生かせる絶好の機会です。

 

DX推進担当者が注目すべきポイント

DrupalConで注目したいのは、組織横断での変革を進めるための“仕組みと文化”です。

  • オープンソースによる柔軟な開発・運用体制
  • 職種を超えたプロジェクト推進の実践例
  • コミュニティが生み出す学びと連携の仕組み
  • 海外の行政DX・オープンガバメント事例


DX推進担当者にとっても、単なる技術トレンドにとどまらない「人・組織・文化のデジタル変革」を体感できるイベントとなるでしょう。

 

“共創”が組織を動かす—DXの本質へ

DXを成功に導く鍵は、最新技術そのものよりも、人と人のつながり、共感の力にあります。DrupalCon Nara では、世界中の参加者がオープンに議論し、共に学び、新しい発想が生まれます。
このイベントをきっかけに、「自社のDXは、部門を超えて共に作れているか?」そんな問いを改めて見つめ直す機会になるかもしれません。

 

DrupalCon Nara 参加申込方法

DrupalCon Nara 2025 参加申込はこちらから→ https://events.drupal.org/nara2025/registration-information

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1022

Dries buytaert氏、Acquia社のCTOを退き、新たにエグゼクティブチェアマンに就任

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Acquia社のCTOであるDries Buytaert氏が、2025年1月9日に新たにエグゼクティブチェアマンという立場へ移行すると報告されました。
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オープンソースCMSであるDrupalのプロジェクトリードであり、Acquia社のCTOであるDries Buytaert氏は、2025年1月9日に彼自身のブログにてAcquia社の最高技術責任者(CTO)と最高戦略責任者(CSO)の座を退き、新たにエグゼクティブチェアマンという立場へ移行することが報告されました。

Dries氏は17年前にAcquia社の共同設立者として会社を設立して以降、同社においても長年重要なポジションに就いておりました。長き間、CTOとして手腕を発揮されましたが、このところDrupalのためにより多くの時間を費やしたいという表明をされておりました。 このたびの役職変更はありますが、Drupalへのコミットメントやプロジェクトでの役割には特に影響しない、とのことです。

Dries氏は引き続きDrupalプロジェクトをリードし、Drupal CMS、Drupal Core、そしてDrupalアソシエーションの発展を推進していくとのことです。この判断に至った一つのきっかけとして、Drupal CMS(Drupal Startshotの正式名称)プロジェクトが短い期間に物凄い発展を成し遂げたこともあるようです。 

このDrupal CMSの正式リリースはまさに、明日、2025年1月15日にリリースを予定しており、多くの国々のローカルコミュニティにてローンチパーティなどが計画されております。 

参考: Drupal CMS Launch Party 特設ページ

 

Article No
994

DrupalCon Singapore 2024 参加レポートPart.2

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2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、Drupalエンジニアの私鈴木と直江が参加してきました。第2回目となる今回は、DrupalCon Singapore Splash Awardsについてお話しします。
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DrupalConSingapore2024 part2

 

〜DrupalCon Singapore Splash Awards〜

2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、Drupalエンジニアの私鈴木と直江が参加してきました。第2回目となる今回は、DrupalCon Singapore Splash Awardsについてお話しします。

DrupalCon Singaporeは、Drupalコミュニティが主催するアジア最大級の集まりで、最新技術の紹介や知識の共有、ネットワーキングの場として大いに盛り上がりました。世界中から開発者、エンジニア、デザイナー、マーケター、ビジネスリーダーが一堂に会し、Drupalとそのシステムの未来について語り合う素晴らしい機会でした。

今回のDrupalconでは、初めてDrupalCon Singapore Splash Awardsが開催されました。

 

◾️DrupalCon Singapore Splash Awardsとは

2024年12月9日に初めて開催されたイベントで、アジアとアジア太平洋地域での優れたDrupalプロジェクトを表彰するものです。このイベントは、Drupalのコミュニティのクリエイティビティ、技術的優秀さ、革新的なソリューションを称えるために設立されました。

この度私たちが制作したオリジナルWebサイトであるSENGOKU634をエントリーし、【NOT FOR PROFIT】 部門のファイナリストにノミネートされました。

12月9日に表彰式が行われ、結果が発表されました。残念ながら優勝は逃したものの、ファイナリストとして表彰していただきました。

 

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左:直江 右:鈴木
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表彰状

 

◾️SENGOKU634 とは

Drupalディストリビューションであるコンテンツ管理システム「Kamihaya CMS(カミハヤCMS)」を用いて作成したサイトです。

KamihayaCMSは、日本国内向けに使いやすくパッケージしているDrupalディストリビューションで、特別な専門知識がなくても高機能なウェブサイト構築ができます。

便利な機能と直感的にわかりやすい操作性で、事業戦略をすぐ形にすることができます。

SENGOKU634 はキャラクターコンテンツの可能性の模索と地域活性化を目的とし、関ヶ原の戦いを基軸として制作したサイトです。

当初Wordpressで制作したサイトをKamihayaCMSに乗せ替えてリニューアルしました。

次回以降まだまだ参加レポートは続きます。

 

Article No
989

DrupalCon Singapore 2024 参加レポートPart.1

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2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、Drupalエンジニアの私鈴木と直江が参加してきました。
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2024年12月9日から12日までシンガポールのPARKROYAL COLLECTION Marina Bay2で開催された「DrupalCon Singapore 2024」に、 ジェネロ株式会社のDlupalエンジニア鈴木(私)と直江が参加してきました。これから複数回に渡り鈴木が参加レポートをお届けします。まずは第一回目、イベントの概要についてお伝えします。

DrupalCon Singaporeは、Drupalコミュニティが主催するアジア最大級の集まりで、最新技術の紹介や知識の共有、ネットワーキングの場として大いに盛り上がりました。世界中から開発者、エンジニア、デザイナー、マーケター、ビジネスリーダーが一堂に会し、Drupalとそのシステムの未来について語り合う素晴らしい機会でした。

 

DrupalCon Singapore 2024開催概要

【開催日時】2024年12月9日(月)〜11日(水)

【公式ページ】https://events.drupal.org/singapore2024

【会場】PARKROYAL COLLECTION Marina Bay

 

DrupalCon Singapore 2024の主な開催内容

  • セッションとトレーニング: 最新のDrupal技術やトレンドに関する様々なセッションやワークショップや、新しいユーザー向けの特別なトレーニングコース
  • コントリビューション: コミュニティの一員として、Drupalの開発や改善に貢献する機会の提供
  • ネットワーキング: 他の開発者や企業の代表者との交流があり、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの機会の提供
  • Splash Awards: これがアジア初の開催となる「Splash Awards」も行われ、最優秀のDrupalサイトが表彰が行われる
  • エージェンシーリーダーズディナー: 代表的なエージェンシーのリーダーたちが参加する特別なディナーイベント

     

ディナーイベントに参加する際、私と直江は、搭乗していた飛行機の遅延により遅れて到着しましたが、そのおかげでなんと、Drupal創設者のDries氏や主要メンバーの方々と同じテーブルに座ることに!

最初は緊張していたものの、会話が始まると徐々にリラックスし、多くの話をすることができました

世界中から集まった同じ目的を持った仲間たちとの交流はとても特別で、お酒の力も相まって、すぐに打ち解けて大いに盛り上がったそうです。充実した時間を過ごし、多くの刺激とインスピレーションを得られたディナーイベントでした。

(写真:エンジニアの直江(左)Drupal創設者のDries Buytaert(中)と鈴木(右))

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3名の写真

 

◾️このイベントの参加目的

  • 知識とスキルの向上: セッションやワークショップを通じてDrupalの最新技術やトレンドについて学ぶことができます。
  • ネットワーキング: 他の開発者、デザイナー、企業の代表者と交流することで、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの機会が生まれます。
  • コミュニティの一員としての参加: Drupalコミュニティは非常に活発で、参加者は自分のプロジェクトやアイデアを共有し、フィードバックを得ることができます。
  • インスピレーションの獲得: 成功事例や新しいアプローチを知ることで、自分のプロジェクトに新しい視点やアイデアを持ち帰ることができます。

今回得た新しい話題は、Drupal star shot CMSの開発についてです。次回以降のレポートに記述予定です。

次のレポートでは今回が初めて開催となったDrupalCon Singapore Splash Awardsについてお伝えします。

>> DrupalCon Singapore 2024 参加レポートPart.2

 

Article No
988

大規模サイトの課題解決!Drupalを選ぶべき理由と導入メリット

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大規模サイトや会員サイトなど企業Webサイトのリニューアルや構築に最適なCMSとは?エンタープライズ企業に支持されるDrupalの強みと将来性、導入事例を詳しく解説します!
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Drupalは世界各国の政府機関や大企業、高等教育機関などに選ばれ続けている有力なCMSです。選ばれる理由は何でしょうか。

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DrupalCMSが選ばれる理由とは
  • スケーラビリティ

アクティブなWebサイトは多くの場合ダイナミックに成長するものです。印刷物の会社案内をHTMLにしただけのようなコーポレートサイトであっても幹部の異動、新製品の発表、オフィス移転など、広くお知らせしたい内容は日々生まれてきます。
大企業の場合には、毎日のようにリリースの”ネタ”が生まれますし、発信したいプロモーション情報が出てきます。
Drupalは高度なキャッシュメカニズムを備えており、読み込み速度を速め、サーバーの負荷を低減して、UXを高めてくれます。Webサイトへのトラフィックが増えることを予想するなら、スケーラビリティを備えたシステムを構築する必要があります。

  • セキュリティ

人気の高いOSやCMSは常に攻撃の対象になってしまいます。Drupalも例外ではありませんが、専門のセキュリティチームが常にスタンバイしていて、アップデートとパッチを定期的にリリースしています。
また、Drupalはロールと権限をきめ細かく設定できるので、ユーザアクセス制御をさまざまなレベルに応じて細かく決めることができます。コンテンツを生成する人には公開の権限を与えないなど、サイト運用の一部をアウトソースする場合などにもセキュリティを維持することが可能となっています。

  • 柔軟性

CMSの中には一見、さまざまなデザインに対応できるように見えて実は画一的な機能にした対応していないものもあります。
Webサイトの目的や種類は多岐に渡ります。Eコマース、ソーシャルネットワーキング、キャンペーン、リクルーティング、ニュースなどなど。備えるべき機能にもマップやスケジュール、レイティング、ユーザ投稿、会員ログインその他、千差万別です。
Drupalは4万以上の幅広いモジュールに支えられています。また、デザインやレイアウトを好みのままに変更するためのテーマも十分すぎるほど用意されていますし、ある程度のトレーニングを経れば、モジュールもテーマも自作できるようになります。そうなれば究極の柔軟性を持つとも言えそうです。

  • コミュニティー

DrupalにはDrupalを少しでも良くしようと日夜努力を続けている世界中の開発者コミュニティーに支えられています。オープンソースのコミュニティーが、たくさんのモジュールを生み出し、利用することで相互に高めあっています。不具合を見つけてくれる人が世界中に大勢いてくれるので、人気が高いモジュールは安心して使うことができるのです。コミュニティーに支えられているDrupalは、コミュニティーが活発である限り陳腐化することはありません。

  • そのほか

Drupalはモバイル・ファーストであり、多言語、マルチサイト対応です。グローバル企業にとって、ブランドを高品位に保つために、各国の支社や支店に各国のWebサイト構築や運営を任せるのではなく、中央からのコントロールを維持することが重要です。しかし、本社が各国の文化や歴史に精通することは現実的ではありません。同じプラットフォーム上で動作する多言語・マルチサイトであれば、統一感を維持しながらローカルルールを実装することが可能になります。
また、SEOツールが各種存在していることや、他のシステム------CRM、マーケティングオートメーション、ソーシャルメディアプラットフォームなど------との連携、シームレスな相互運用性を担保するためのコネクター(API)を利用すれば、すでに利用しているシステムとの統合も可能ですし、将来的に導入する場合にも連動させることが可能になります。

 

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Drupalマーク

 

Article No
987

【第三回】Drupal CMSを使ってみよう|DrupalCMSを使ってみようシリーズ

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【シリーズ:DrupalCMSを使ってみよう】の第一回ではDrupalCMSについての説明、第二回ではDrupalCMSのインストール方法について説明しました。第三回目はDrupalCMSの操作方法や実現できることについて詳しく説明しています。
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第一回でDrupalCMSについての説明、第二回でDrupalCMSのインストール方法について説明してきました。今回からはDrupalCMSを触っていき、できることについてを説明していきます。

 

管理ダッシュボード

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まずは、ログイン時に開く管理者ダッシュボードページの説明から初めます。

インストール時に、導入するレシピを特に指定しない場合、Home(トップページ)とPrivacy Policyページが用意されています。これらはBasic Pageコンテンツタイプで作成されています。もし、BlogタイプやNewsタイプのコンテンツタイプを用意したい場合は導入時または導入後にそれらのレシピを有効化しましょう。レシピは設定情報(コンテンツタイプ設定、モジュールの有効化・無効化)だけでなく、コンテンツも準備できるのが特徴です。

もちろん、これまで通り自分の手でコンテンツタイプを定義しても構いません。しかし、Drupal CMS登場後はレシピの便利さに気づき始め、コンテンツタイプの作成もレシピの有効化で実現するようになるのが主流になるような気がいたします。

まずは、ダッシュボードの中身を見ていきましょう。

  • Top tasks: ダッシュボードの中央エリアには、一般的なタスクへのリンクや更新されたコンテンツのリストがあります。右側にはよく使う作業(Top tasks)へのリンクがあります。
  • Announcements: Drupalプロジェクトの最新ニュースを確認できます。
  • Edit layout: 右上のレイアウト編集ボタンを使って、既存のウィジェットやブロックを並べ替えたり、新しいものを追加したりできます。このダッシュボードがレイアウトビルダーで作成されていることが分かります。
  • Go to: 様々なタスクを検索することができます。alt+d(またはoption+d)でナビゲーションアシスタントを開き、どの管理ページにも素早くジャンプできます。ランチャーのように使えるので、使いこなせればかなり便利になると思います。
    • 以下にその機能を利用している状況のスクリーンショットを載せます。
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goto

 

管理メニューのUIを見ていこう

管理テーマはGinベースで構築されており、お馴染みのバーティカル(垂直)メニューをDrupal CMSでは採用しています。

いくつか見慣れないトップレベルメニューアイテムもありますので、一つ一つ見ていきましょう。

  • Create
  • Content
  • Media
  • Trash
  • Structure
  • Appearance
  • Extend
  • Configuration
  • People
  • Reports

 Create

現在のサイト上で作成できるコンテンツやメディアをここから直接作成できるようになっているようです。おそらく、定義されているEntity Typeはここに載ってくると思います。そのため、現状作成されているコンテンツタイプ、メディアタイプ、ユーザなどがすぐに作成できるようなショートカット、と思うのが良いかと思います。もちろん、Content、Media、Peopleのメニューからそれらを新規作成することもできますが、トップレベルメニューからこのようなUI/UXを提供するような判断がMenu Initiativesで行われたのだと思われます。

ちなみに、Newsレシピ、Blogレシピ、Eventレシピを有効化すれば、それらもここから直接作成することができるようになります。Drupal 10以降からAdmin Toolbarモジュールをあまり使わない方向性を感じていたので、管理メニューの利便性についてはこれからもGin Admin Themeの中で機能向上していくことでしょう。

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menu1
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menu2

Content

作成済みの基本ページコンテンツやその他のコンテンツ(ブログ記事、イベントなど)を検索し、管理する機能になります。いわゆる、従来のコンテンツメニューになります。

Media

メディア(画像、ビデオなど)の検索と管理ができます。

Trash

削除されたコンテンツの管理と復元がここから行えます。この機能はTrashモジュールが初期状態で有効化されているためです。今までもコンテンツ編集メニューやコンテンツ一覧ページからにコンテンツの削除ができましたが、一度削除すると、復元ができませんでしたが、Trashモジュールがあれば、削除コンテンツが一回ゴミ箱に置かれるため、そこから復旧することが可能となります。

Structure

ブロックの配置と編集(ブロックレイアウト)、コンテンツタイプとフィールドの設定、メニューの設定、タクソノミーの管理などがここからできます。いわゆる、「サイト構築」メニューです。こちらはDrupal  Coreでも馴染みのあるメニューとなります。

Appearance

テーマの切り替え、テーマのインストール、既存のテーマの更新を行えます。いわゆる「テーマ」メニューです。こちらもDrupal Coreにもある馴染みのものになります。

Extend

サイトの機能の閲覧、追加、無効化を行うことができる、要はサイトに設置されているモジュールのリストを確認することができる箇所になります。いわゆる「機能拡張」メニューです。これもDrupal Coreにある馴染みの機能になります。

Configuration

Coreを含めたモジュールなどで有効化・インストールされた様々な機能の設定を行うことができます。いわゆる「環境設定」メニューです。こちらもDrupal Coreにある馴染みの機能となります。

People

ユーザーアカウントと権限の管理が行えます。いわゆる「ユーザー」メニューです。こちらもDrupal Coreでは馴染みのある機能となります。パーミッション(権限)とロール(役割)の設定もこちらから行います。

Reports

サイトのセキュリティ、利用可能なアップデート、サイトのアクティビティに関する情報を表示できます。いわゆる「レポート」メニューです。こちらもDrupal Coreにある馴染みの機能となります。サイトの状態などを確認したいときに使いましょう。

 

まとめ

今回は、管理ダッシュボードを中心に、管理メニューについて説明しました。

次回は個々の管理メニューについて深掘りしていこうと思います。特に、Project Browserやそこから利用できるようになったレシピについて多く触れていこうと思います。次回の記事もぜひ楽しみにしてください!

 

次の記事へ:【第四回】Project BrowserやRecipeを触ってみよう

 

DrupalCMS関連記事

【第一回】Drupal CMSについて知ろう

【第二回】Drupal CMSをインストールしてみよう

【第三回】Drupal CMSを使ってみよう|DrupalCMSを使ってみようシリーズ

【第四回】Project BrowserやRecipeを触ってみよう

【第五回】Drupal AI Assistantレシピを触ってみよう

 

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【第二回】Drupal CMSをインストールしてみよう|DrupalCMSを使ってみようシリーズ

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〜シリーズ:DrupalCMSを使ってみよう〜【第二回目】のテーマは、DrupalCMSをインストールしてみよう、です。二通りのインストール方法を具体的に解説していますので、ぜひご活用ください。
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Drupal CMSのインストール方法

(DrupalCMSについては、【第一回】Drupal CMSについて知ろうで解説しています。)

Drupal CMSはDrupal Coreと同様にdrupal.orgのDownloadメニューからダウンロードすることができます。Drupal CMSのインストール方法としては二通りあるようです。

  1. composerコマンドでインストール
  2. DDEVとDrupal CMSのZIPファイルを用意し、ZIPファイル展開後のDrupal CMSフォルダ内にあるシェルスクリプトでインストール

Composerコマンドでインストールする方法でも、おそらく開発者はローカル環境を用意して手元のPCでテストすると思われますので、いずれの方法も理解しておくと良いでしょう。昨今、DrupalコミュニティではDDEVを用いた開発が推奨されているため、このような選択肢が用意されているのでしょう。

Acquia DevDesktopのようなWindows対応していたものやDrupalVMなどがDrupal 8時代にローカル開発環境として流行っていたかと思いますが、しばらくしてコンテナ技術を活用するLandoのようなものが主流となってきました。さらに時代は流れDries自身がLandoからDDEVを利用するになったあたりから潮目が変わり、今はLandoからDDEVを利用する方法が主流となるような状況へと時代が移り変わってきたという背景があります。

実際に、Ironstar社のMichael Richardson氏らが毎年公開しているDrupal Development Surveyではローカル開発環境のシェア推移を見ることができ、昨今、DDEVが利用シェアNo.1になっていることからも、今後もこの傾向は続くと思われますので、この際DDEVでローカル開発環境を準備することもマスターできると良いでしょう。

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上図はこちらからの引用:Drupal Developer Survey 2024 Results https://www.ironstar.io/devsurvey24/

DDEVのインストール方法についてはこちらを参考にしてください。機会があれば、本シリーズでもDDEV環境の準備方法について紹介したいと思います。

 

オプション(1) Composerでインストール

この方法が一番シンプルだと思います。drupal.orgに記載されているcomposerコマンドを作業ディレクトリにて実行しましょう。

% composer create-project drupal/cms (中略)  Congratulations, you’ve installed Drupal CMS! Next steps:  * Read the user guide: https://www.drupal.org/docs/user_guide/en/index.html  * Get support: https://drupal.org/support  * Get involved with the Drupal community: https://drupal.org/getting-involved  * Homepage: https://www.drupal.org/project/drupal  * Support:    * docs: https://drupal.org/docs/user_guide/en/index.html    * chat: https://drupal.org/node/314178

以上で終了です。簡単ですね!

あとは、サイトを立ち上げるためのローカル実行環境だけ用意すれば、すぐにでもDrupal CMSを試すことができます。

参考までに、以下にDDEVでサイトを立ち上げるために必要な手順を載せておきます。

% cd cms % ddev config % ddev config Creating a new DDEV project config in the current directory (/Users/naoe/Sandbox/ddev/drupalcms-composer/cms) Once completed, your configuration will be written to /Users/naoe/Sandbox/ddev/drupalcms-composer/cms/.ddev/config.yaml Project name (cms):[ENTERを押す] The docroot is the directory from which your site is served. This is a relative path from your project root at /Users/naoe/Sandbox/ddev/drupalcms-composer/cms Leave docroot empty (hit <RETURN>) to use the location shown in parentheses. Or specify a custom path if your index.php is in a different directory. Docroot Location (web):[ENTERを押す] Found a drupal11 codebase at /Users/naoe/Sandbox/ddev/drupalcms-composer/cms/web. Project Type [backdrop, cakephp, craftcms, drupal, drupal6, drupal7, drupal8, drupal9, drupal10, drupal11, laravel, magento, magento2, php, shopware6, silverstripe, symfony, typo3, wordpress] (drupal11):[ENTERを押す] Unable to set permissions inside container on settings files: '' No settings.php file exists, creating one Configuration complete. You may now run 'ddev start'. % ddev start (中略) Successfully started cms Your project can be reached at https://cms.ddev.site See 'ddev describe' for alternate URLs.

今回の場合は、Webブラウザでhttps://cms.ddev.siteへアクセスすれば、Drupal CMSインストール画面へと進むことができ、Drupal CMSインストールステップを経て、サイトのインストールを完了することができます。

 

オプション(2)シェルスクリプトでインストール

この方法でのインストール手順についてはこちらのドキュメントを参考に進めましょう。

ステップ1のDDEVインストールが終わったら、ステップ2に進みましょう。

% unzip cms-1.0.1.zip % ls cms-1.0.1.zip drupal-cms

ZIPファイルを展開するとdrupal-cmsというディレクトリができています。なお、本記事執筆時ではhttps://www.drupal.org/download-latest/cmsからダウンロードできるバージョンは1.0.1でしたので、このバージョンで記事内容は進めていくことにいたします。

続いてステップ3のシェルスクリプトを実行してDrupal CMSをインストールしましょう。

% cd drupal-cms % ./launch-drupal-cms.sh

DDEVの初期セットアップとcomposer installまでを自動に行ってくれます。スクリプトの実行が完了すると、自動でWebブラウザが立ち上がり、Drupal CMSのインストール画面までナビゲーションしてくれます。こちらの方法ですと、方法1で行ったDDEVのセットアップとComposerコマンドを入力しなくていいので、より簡単になっております。

 

Webブラウザ上でのインストール作業の続き

前述したインストールオプション(1)と(2)、どちらで作業をしたとしても、下記のような画面にアクセスすることになります。

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drupalcms-install-step1

 

Drupal Coreではインストールプロファイルの選択を求められますが、Drupal CMSではサイトインストール時に有効化したいレシピについて聞かれます。Drupal CMS v1ではBlog、Case Studies、Ecents、News、Person Profiles、Projectsを選ぶことができます。レシピは特定の機能を満たすようなモジュールや設定、さらにはコンテンツも併せて同梱することが可能となっているため、レシピを導入すると自動的にコンテンツが作成されるものも存在します。

そうしたら、初期段階で必要なレシピを選択したら「Next」ボタンをクリックします。

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drupalcms-install-step2

続いて、サイト名の入力を求められますので、サイト名を入力して、「Next」ボタンをクリックします。

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drupalcms-install-step3

最後に管理者アカウントのメールアドレスとパスワードの入力を求められるので、入力が終わったら、「Finish」ボタンをクリックします。

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drupalcms-install-step4

しばらくインストール処理のプログレスバーが進んでいくところを見ることになりますが、程なくインストールが完了し、管理ダッシュボードが表示されます。これでインストール完了です!

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drupalcms-install-completed

 

次回は、Drupal CMSインストール直後にアクセスすることになる管理ダッシュボードでできることについて説明していこうと思います。

次回の記事もお楽しみに!

 

次の記事へ:第三回】Drupal CMSを使ってみよう

 

DrupalCMS関連記事

【第一回】Drupal CMSについて知ろう

【第二回】Drupal CMSをインストールしてみよう

【第三回】Drupal CMSを使ってみよう|DrupalCMSを使ってみようシリーズ

【第四回】Project BrowserやRecipeを触ってみよう

【第五回】Drupal AI Assistantレシピを触ってみよう

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