DrupalCon Atlanta 2025 参加レポート

Drupal

Drupalエンジニアの鈴木さんが、2025年3月24〜27日にアメリカ・アトランタで開催された「DrupalCon Atlanta」に参加された際の様子を、レポートしてくださいました(奈良市で毎月開催されているMeetup Naraで、お話しされた内容を記事にしています)。

DrupalConとは?

世界中のDrupalユーザー・開発者が集まり、最新の技術や事例を共有する年次カンファレンスです。各地で開催されており、アメリカではとくに規模の大きなイベントとして知られています。

 

Drupalの創始者による基調講演


注目されたのは、Drupalの創始者であるDries Buytaert(ドリース・バイタート)氏による基調講演。毎年、その時点での開発状況やこれからのロードマップが共有されるこのセッションは、DrupalConの目玉のひとつです。

今回は特に、「サイトテンプレートの拡充」がテーマとして取り上げられました。Drupalをさらに使いやすくするために、ウェブサイトの目的に応じたテンプレートが整備され、導入しやすくなっていくとのこと。初心者でも立ち上げやすくなる方向への進化が感じられる内容でした。

drupalcon-atlanta2025

また、会期中はAIに関連するセッションも多く、Drupalと最新テクノロジーの融合にも注目が集まっていたそうです。

 

誰でも楽しめるDrupalConの空気感


DrupalConは、エンジニアだけのものではありません。鈴木さんは、「エンジニアでなくても楽しめる空気感がある」と語っていました。

  • 会場ではスタンプラリーやグッズの配布もあり、まるでお祭りのような賑わい!
  • 服装は自由で、お子様連れでも問題なし!
  • Drupalの公式マスコット「Druplicon(ドゥルプリコン)」と一緒に写真撮影できるブース(下の写真)も大人気!
  • エンジニアに限らず、Drupalが好きな多様な人々が集うオープンな場!

このような空気感に触れたことで、Drupalという技術そのもの以上に、「人とのつながりや文化を楽しむ場」としての魅力を強く感じたと話されていました。

 

次回は奈良で開催!アジア初のDrupalConへ

そして、次回のアジア開催地は、なんと日本・奈良。2025年11月に開催される「DrupalCon Nara 2025」は、アジアで初の開催となります。

DrupalConで出会った「Drupalを愛する人たち」が、次は奈良に集まります。鈴木さんの報告を聞きながら、ミートアップの参加者の多くが秋のDrupalCon Naraに向けて、期待を膨らませている様子でした。

 

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