【リリース情報】ビジネスを加速させるノーコードツール〜KamihayaCMS〜 v1.45.0がリリースされました
オープンソースの特性を生かしてDX内製化を支援するコンサルティングファーム ジェネロ株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役:竹内大志 以下ジェネロ)は、2025年7月16日にDrupalディストリビューションであるKamihaya CMS(カミハヤ シーエムエス)のv1.45.0をリリースしたことをお知らせいたします。
市場のニーズに応え、「もっと簡単に」「もっと使いやすく」を追求したKamihayaCMSの、最新アップデートの内容をご紹介します。
今回の機能追加により、Kamihaya CMSはますます進化し、サイト運営者だけでなくサイト利用者にもストレスフリーなウェブ体験を提供します。
〜KamihayaCMS とは〜
安全で高機能なウェブサイトをスピーディに構築できる、コンテンツ管理システムです
Kamihaya CMS は無料でダウンロードいただけます
〜追加機能のご紹介〜
今回のv1.45.0では、位置情報の活用強化/カテゴリ(タクソノミー)管理の利便性向上/セキュリティアップデートの3点を中心に機能改善を行いました。
特にリアル拠点を扱う事業者や、大量カテゴリを管理するメディア担当者にとって実用性の高いバージョンとなっています。
1. 位置情報を持つコンテンツを、Google map上に位置情報をマーキング
これまでKamihayaCMSでは、GoogleMapをコンテンツに埋め込むことは可能でしたが、今回のアップデートにより、任意の地点にマーカーを設置し、詳細情報をポップアップ表示できる機能が加わりました。
位置情報を用いたビジュアル表現を強化することで、コンテンツの説得力とユーザー満足度が大きく向上します。
新たに可能になったこと
- 位置情報を持つコンテンツについてGoogle map上に位置情報をマーキング可能
- マーカーをクリックすると、関連する詳細情報がポップアップ表示
主な活用例とメリット
- 店舗情報やイベント会場などの視覚的案内に最適(「どこにあるか」「何があるか」が一目で伝わります)
- 複数拠点を持つ企業のロケーション紹介(拠点数が増えても一覧性・ナビゲーション性を確保できます)
- 観光地や施設紹介ページのユーザー体験を向上(直感的で離脱の少ない情報提供が可能になります)
2. タクソノミーの複製機能で、カテゴリ運用の生産性が向上
これまでKamihayaCMSでは、コンテンツとしてページ単位での複製は可能ですが、同じようにタクソノミー(カテゴリ)の複製も可能となり、カテゴリ管理の生産性が向上しました。
主なメリット
- 類似構成のカテゴリを簡単に再利用可能
- 大量カテゴリを扱うメディアサイトや商品分類での運用が容易に
- 一から作り直す工数を削減し、編集ミスも防止
カテゴリ管理の効率化は、情報構造の整備=ユーザーの探しやすさにもつながります。
3. Cookie同意モジュールに対するセキュリティ更新を実施
KamihayaCMSが採用している「EU Cookie Compliance」モジュールにて、既知のセキュリティ課題が報告されたことを受け、対応バージョンへの更新を実施しました。ユーザー情報の保護と法令準拠に向けた迅速な対応を行うことにより、より安全な運用が可能となりました。
柔軟かつ持続可能なCMS
自社製品の改善と同時に、オープンソースへの貢献を行う姿勢は、Kamihayaの開発思想を体現しています。
KamihayaCMSでは、業務の信頼性を担保しながら、持続的に進化するCMSとして、日々の小さなバグ対応から、基盤レベルの安定性改善まで、丁寧に向き合っています。
KamihayaCMSはこちらからも、無料でダウンロードしていただけます。 https://www.drupal.org/project/kamihaya_cms
DXTimesでは、オープンソースやDrupalの導入、KamihayaCMSへのシステム移行など、さまざまなサービスのご案内も行っております。