Drupal 7の利用期限(EOL)は2025年1月5日
Drupal
Drupalプロジェクトは6月7日、Drupal 7のEOL(End of Life)を2025年1月5日とすることを公式にアナウンスしました。
その日はDrupal 7そのものが2011年1月5日にリリースされてから14回目の記念日に当たります。
Drupal 7のサポート期間は延長中ですが、この日が最終日となり、それ以降、仮にDrupal 7のサイトの運用を継続するとなるとセキュリティ上の脆弱性に大きな疑念を生じます。つまり、もし現在、Drupal 7で運用中のWebサイトがあるならば、その管理者は可及的速やかにマイグレーションに着手する必要があります。
- Drupal セキュリティ・チームは、Drupal 7 コア、提供されたモジュールおよびテーマに対するサポートまたはセキュリティ・アドバイザリを提供しなくなります。
- Drupal 7 のセキュリティ問題は公に公開される可能性があり、ゼロデイ (つまり、セキュリティの脆弱性が事前の警告なしに実際に悪用されること) が発生する可能性があります。
- Drupal.org は、ドキュメント・ナビゲーション、自動テスト、パッケージ化など、Drupal7 に関連するタスクをサポートしなくなります。
- プロジェクト・ページ上のすべての Drupal 7 互換リリースには、サポートされていないというフラグが付けられます。
- 基盤となる Drupal.org インフラストラクチャが削除されるため、Drupal 7 の一部の Drush 機能は動作しなくなります。
- Drupal 7 の Drupal.org ファイル・アーカイブ・パッケージ化 (tar および zip ファイル) は停止されます。
- アーカイブは削除される可能性があります。
- Drupal コア 7.x ではこれ以上のコア・コミットは行われません。
- パッケージの tarball はダウンロードできなくなる可能性があります。
- 外部脆弱性スキャンでは、Drupal 7 に安全でないというフラグが付けられます。
Drupal 10にアップデートするか、他のCMSへの移行が強く求められています。Drupal.orgはリソース・センターのページを開設しています。