大手製薬会社、ノバルティスがDrupalに移行

世界最大の製薬グループの1つであるノバルティス(スイス)は、数年前に全世界で150以上もあった企業サイトやキャンペーンサイトをDrupalに統合するマイグレーションに着手しています。それまでは様々なCMSを個々別々に採用していましたが、特に.net系CMSのEpiserverの世界最大級の導入数で知られていました。

ノバルティスが選んだのは、ファイザーやジョンソン・エンド・ジョンソンなど大手製薬グループがすでに使っているDrupalでした。DrupalConなどでもインストールやコンテンツ作成におけるDrupal 8の利便性を製薬メーカーが称賛する場面がよく見られます。

ノバルティスは従業員向けのBelugaコミュニティーにもDrupal 8を採用しています。ちなみにB2BのEコマースにはSAP Hybrisを2年前に採用しています。

2017年の製薬会社世界ランキングトップ10の使っているCMSは以下のようになっているようです。

 

  1. ロシュ(スイス):Adobe Experience Manager
  2. ファイザー(米):Drupal
  3. ノバルティス(スイス):Drupal
  4. メルク(米):Twitter Bootstrap Web Framework Solution
  5. サノフィ(フランス):Sitecore
  6. グラクソ・スミスクライン(英):Adobe Experience Manager
  7. ジョンソン・エンド・ジョンソン(米):一部Drupal
  8. アッヴィ(米):Adobe Experience Manager
  9. ギリアド・サイエンシズ(米):(不明)
  10. イーライリリー(米):Contentful

 

 

 

【参考情報】

NOVARTIS ERSÄTTER EPISERVER MED DRUPAL PÅ 150 WEBBPLATSER