ジョージア州政府サイトのアクセシビリティ

Drupal

 

3,000万部以上売り上げ、アメリカ人が聖書の次に好んで読むとまで言われた小説「風と共に去りぬ」の舞台であるアメリカのジョージア州は、CNNやコカ・コーラ、デルタ航空、アフラック、UPSなどが本社を持つアメリカ南部の有力な州です。

ジョージア州政府サイトは、2012年からDrupalを採用しています。Drupal.orgの記事によるとサイトを管理するジョージア・テクノロジー・オーソリティ(GTA)がDrupalを選んだのは、技術 者でないコンテンツ管理者が簡単に使え、コスト効率性が高く、柔軟で、公共セクターでの利用実績があり、セキュアであることなどの基準でCMSを比較し、Drupalの優位性が明らかだったため。長年使っていたVignette(現OpenText)は維持管理コストが高く、すでにサポートも終わっていました。やはり、ホワイトハウスが使っていたことが、GTAにDrupalを選ばせる大きな動機づけだったようです。

 

同サイトは、全米州政府CIO協会(NASCIO)によって今年9月、最もウェブアクセスビリティーがよいサイトに選出されました(プレスリリース)。80にも及ぶ多数の州政府関連機関が利用するDrupal 7のプラットフォームになっていますので、これを利用して構築したサイトには同じように、連邦アクセシビリティ基準を満たすことができます。機能改善についても同様で、プラットフォームが改善されれば80サイトすべてが改善されることになります。

 

 

 

<参考情報>