GoogleのAMP（Accelerated Mobile Pages）プロジェクトがDrupal 8モジュールを3月2日に発表しています。AMPは2015年10月に発表し、2016年2月24日からGoogleの検索ページに適用を始めたもので、モバイル向けウェブページの表示などを高速化するためのオープンな取り組みです。AMP HTMLの仕様に従ってウェブページを記述することで画像などのファイルサイズを小さくし、キャッシュなどを組み合わせて表示が速くなるのみならず、検索結果の表示順などSEO対策にも影響があるのではないかと目されていて注目を集めています。Twitterがいち早く対応したことでも知られています。
GoogleはLullabot社と共同でAMPのDrupal 7と8のモジュール開発に取り組んでいました。3月17日にはamp 8.x-1.0-beta3が、18日にはamp 7.x-1.0-beta1がそれぞれ公開されています。Drupalで構築したサイトをAMP対応に変換するモジュールです。合わせてAMP themaとPHPライブラリーも開発されています。
Accelerated Mobile Pages (AMP) （Drupal.org）
