Acquia、Widen買収
Acquia
Acquia社は9月8日、DAM(デジタル資産管理)およびPIM(製品情報管理)ソフトウェアのWiden社を買収したと発表しました。
ウィスコンシン州にあるWiden社の歴史は古く、創業は1948年といいますから第二次大戦が終わって間もない頃ですね。当初は各社からマーケティング素材を受け取って新聞広告を制作する仕事をしていたようです。各社から写真やロゴ、イラストを受け取って印刷広告やカタログを制作しました。
1990年代になってソフトウェア時代に向けた研究開発投資を行い、インターネットを含めたデジタル・コンテンツに関するノウハウを蓄えたようです。
自社で写真、映像、オーディオ、イラスト、ロゴ、コピーなどさまざまな形式のコンテンツを整理しながら使っていたことが、今日のDAMサービス事業に活かされているのでしょう。
Acquiaのビジネスの根幹はDrupalですから、Webの最大の主体はテキストデータで、映像や写真、イラストはデータとしてDBに蓄えられ、CMSの機能によって呼び出されてユーザに表示されます。
CMSそのものにはさまざまなデジタル資産を整理・管理する機能はなく、この面の強化はAcquiaにとって極めて自然なことだと受け取れます。
WidenによりAcquiaのDXPがさらに強固になりました。詳しくは下記リンク先のプレスリリースをご覧ください。
<参考情報>