コンテンツ戦略

Paige Breaux氏のブログAcquia社)でも取り上げられていますが、コンテンツ戦略を立てろと言われても、どこから手をつければよいか困ってしまいます。

 

1996年に、ビル・ゲイツの有名な「Content is King」というエッセイが公になってから今まで、世界中の組織はより強力なコンテンツを求めて努力を重ねています。お金が余っているならば、テレビのCMをじゃんじゃん流して、町中に広告を出すこともできるでしょうが、インターネットを使えば、一方的に放送したりポスターを見せつけるのではなく、情報を求めている人に適切な情報を適切なタイミングで適切な内容と表現で見たり聞いたりしてもらうことができます。

もっと動画コンテンツを増やすべきか、SNSには毎日投稿した方がいいのか、多すぎると敬遠されるのか、最初から金額を示すべきなのか、第三者の意見がないと信じてもらえないのかなどなど、マーケターの悩みの種はいくらでもあります。ただし、行き当たりばったりで手をつけるのは労力の無駄遣いになる可能性が高いようです。

 

コンテンツを作るということは、単に画像や映像、テキストや音声、アイコンやキャッチコピーを作ることではなく、ビジネスの目標を達成するために何を行い、どの効果をどう計測するかについて具体的な定義することから始まります。

 

コンテンツは、さまざまな役割を演じることが可能です。自社ブランドを知らないでいる人々の認知を広めたり、既存顧客に対してさらなる需要を喚起したり、その前段として、Webサイトへの流入トラフィックを増やしたり。

つまり、まずはコンテンツの目的をはっきりさせないと始まらないということになります。

 

次に大切なのは、そのコンテンツが誰に向けられているかです。誰にどのような行動を取って欲しいのか、あるいは行動変容を起こして欲しいのかによって、コンテンツは違ってきます。例えば、小学生向けの商品を小学生に勧めて親にねだってもらうのか、親に勧めて子供に買い与えてもらうのかで、同じ商品でもコンテンツはまったく違ったものになります。

ここではペルソナを作ることが大変有益です。本物の人間と思えるようなペルソナを開発しましょう。そのためには単なる想像力ではなく、綿密な市場調査や営業チームからのインプットが重要です。

 

コンテンツの主役は製品やサービスではなく人々、つまり、その商品を買ったり、サービスを利用したりしてくれる顧客です。顧客が主人公であることを忘れると魅力ある効果的なコンテンツは作れません。

 

伝えたいこと、すなわちテーマをはっきりさせ、伝えるのに有益なチャネル、タッチポイントを明確にして、統一感のあるコンテンツを作りましょう。

話し上手は聞き上手と言いますが、優れたコンテンツ制作者は、同時に顧客の反応や変化を敏感に察知できる人々です。

 

 

 

<参考情報>