ペット・テック

Digital Marketing

ペット関連ビジネスは世界中で活況を呈しています。

ペット好きなら理由が分かると思いますが、少しでも長くそばにいたい、健康でいて欲しい、離れていると様子が気になるという気持ちは世界共通。

なので、WebカメラやWi-Fiが家庭に普及しはじめたころから、ペットの見守りはブロードバンド回線の主要なアプリケーションでした。
自宅でお留守番をしているペットの様子をスマホで見たり、声をかけたり、さらにはレーザーポインターを遠隔操作して、部屋にいる猫や犬とオフィスで遊べるガジェットも売り出されました。当然のように水や餌をあげる仕掛けができてきて、参入業者が増えました。

IoTを活用した餌やりソリューションではPetcubeの製品がヒットしたようです。自動でペットに餌をやり、健康に関する指標を測定する電化製品 Smart FeederはPetnetの製品。fiはGPS付きのスマート・カラー(首輪)を提供しています。GPSボタンでロケーションと健康状態を24時間モニタリングするFindsterなど、類似のサービスは各国にあるようで、特徴的なのは、月額数万円といずれもかなり高額なことです。
もちろん、Animal-IDのように20ドルのタグもあります。これはQRコードタグ(20ドル)を首輪などに装着。スキャンすると、ペットのプロファイルが表示されるというもので、飼い犬が迷子になっても、誰かが見つけてくれれば飼い主がすぐに分かるという仕掛けのようです。

ペット向け商品・サービスで有望視されているのは、以下のような分野です。

●peットの健康とウェルネス
遠隔医療、ペットへの投薬、保険、グルーミングなど。

●ペットのトレーニング
コミュニティ・プラットフォームや食事つき宿泊サービスなどの対面サービス。全国的なブランドを構築するチャンスがありそうです。

●ペットの養子縁組
養子縁組にロジスティクスその他の支援サービスを組み合わせる。

●アフターコロナのペットライフ
多くのサービスを組み合わせて、ペットとペットの親のコミュニティ、ペット旅行などを提供

●食品以外のペット用品
まだ、Z世代をターゲットにした商品がなく、チャンスがありそう。

 このほか、ペットの世話をしてくれる人を派遣するサービスや、獣医さん、動物病院と飼い主のマッチングサービスも登場しています。


<参考情報>