【日本初開催】Drupal Contribution Day Japan 2025 in Tokyo〜オープンソースの未来を創る実践型イベント。今こそ、“使う側”から“育てる側”へ〜

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世界標準のCMS「Drupal」への貢献を、ここ日本から

オープンソースCMS「Drupal(ドゥルーパル)」の開発・改善に貢献するイベント「Drupal Contribution Day Japan 2025」が、日本で初開催されます。
イベント詳細・申込についてはこちら

本イベントは、Drupalに関心のある開発者やプロジェクト関係者が集い、世界のDrupal開発コミュニティと連携しながら、実際にコードやドキュメント、翻訳などの貢献活動に参加できる一日限りの貴重な機会です。

ContributionDayとは?

Drupal Contribution Day は、世界中のエンジニア・デザイナー・プロダクト関係者が集まり、オープンソースCMS「Drupal」の改善・進化に実際に貢献するための1日限定の集中イベントです。通常は国際カンファレンス「DrupalCon」の期間中に行われ、Drupalのコア開発者や各分野のエキスパートとも直接つながる、非常に実践的でグローバルな取り組みとして知られています。

Drupalは、グローバルで広く活用されているオープンソースCMSであり、政府機関や大規模企業、大学などの堅牢なシステムに多数採用されています。日本国内でも導入事例が増えています。ただ、英語中心の開発環境やコントリビューション(貢献)のハードルが、技術者や関係者の学習・参入の障壁になってきました。

しかし、日本初開催となる今回のイベントは、日本語での運営やサポートが用意されています。初めてDrupalに触れる方や、オープンソース活動が未経験の方でも安心して参加できる構成になっています。

 

さまざまな貢献のかたち


Drupalへの貢献は、単にプログラミングに限りません。

  • サイトの使いやすさを考えるUIデザインの提案
  • 英語を日本語にする翻訳活動
  • わかりやすく説明するドキュメントの執筆
  • 利用者としての課題発見・レポート投稿
  • 他の参加者のサポート・レビュー

など、誰もがそれぞれの専門性や視点で関われるのが特徴です。

 

参加するメリット

Drupalへのコントリビューションは、単なる開発スキルの向上にとどまりません。

  • グローバル標準のCMSに携わる経験
  • 海外の開発者との協業の第一歩
  • オープンソースプロジェクトのプロセス理解
  • 自社プロジェクトへの還元

など、技術力・視野・ネットワークの面で多くの価値を得ることができます。

 

こんな方におすすめ

  • Drupalの最新動向や開発に興味のある方
  • 自社サイトや案件でDrupalを扱っている開発者・PM・UXUIデザイナー
  • オープンソース貢献に挑戦したいが、何から始めてよいか迷っている方
  • グローバル開発コミュニティとつながりを持ちたい方

参加者は、実際にDrupal.orgのアカウントを作成し、コアやモジュール、ドキュメント、翻訳など多様な形で「貢献の第一歩」を踏み出すことができます。

 

開催概要

<Drupal Contribution Day Japan 2025>

日時: 7月11日(金) 10:00〜17:00
場所:新橋・汐留周辺(リアル開催 ※オンライン配信なし)
募集:5月29日 〜 7月7日 15:00 JST

参加登録申し込みは、イベントページ

 

DXTimes担当者より

近年、クラウドネイティブなCMSやヘッドレスアーキテクチャへの関心が高まる中、Drupalはその柔軟性と拡張性から再注目されています。

特に、「柔軟性と拡張性が高く、設定や構成によって多様な業務やニーズに適応できるシステム」が実現できるDrupalをどう活かし切るかは、システム戦略にも直結するテーマです。

このContribution Dayは、単なる学びに留まらず、“使う側”から“つくる側”へシフトする第一歩になるでしょう。