【リリース情報】ビジネスを加速させるノーコードツール〜KamihayaCMS〜 v1.54.0(v1.53.0含む)がリリースされました
オープンソースの特性を生かしてDX内製化を支援するコンサルティングファーム ジェネロ株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役:竹内大志 以下ジェネロ)は、2025年11月28日にDrupalディストリビューションであるKamihaya CMS(カミハヤ シーエムエス)のv1.54.0をリリースしたことをお知らせいたします。また今回の記事では、最新バージョンv1.54.0の内容と、その直前のv1.53.0(11月13日)で追加されたアップデートをあわせてご紹介します。
市場のニーズに応え、「もっと簡単に」「もっと使いやすく」を追求したKamihayaCMSの、最新アップデートの内容をご紹介します。
今回の機能追加により、Kamihaya CMSはますます進化し、サイト運営者だけでなくサイト利用者にもストレスフリーなウェブ体験を提供します。
〜KamihayaCMS とは〜
安全で高機能なウェブサイトをスピーディに構築できる、コンテンツ管理システムです
Kamihaya CMS は無料でダウンロードいただけます
〜追加機能のご紹介〜
前回v1.53.0と今回のv1.54.0のアップデートは、サイト運用における“デザイン設定の自由度”と“検索体験の向上”を実現する、新たな機能を追加しました。
KamihayaCMSでは、管理画面から直感的に設定できる操作性を重視しており、特別なコーディングを伴わずに高度な表現を扱える環境をさらに強化しています。
1. グレー背景・白文字のデザイン設定に対応
文字の背景をグレー、文字色を白に設定できるカスタムCSSの仕組みを追加しました。
設定画面から必要なCSSクラスを用意して指定するだけで、該当箇所にスタイルを簡単に反映できます。
この機能により、注目させたい情報の強調表示や、セクションごとの視認性向上が手軽に行えるようになり、落ち着きのある洗練されたデザイン表現が可能になります。
2. 検索機能を大幅にアップデートし、より柔軟な絞り込みが可能に
検索UIの柔軟性と精度を大きく高める複数の改良を行い、従来は扱いづらかった複数条件の組み合わせに対応し、より詳細な絞り込み設定が行えるようになりました。
これにより、これまで以上に“こだわった検索設定”が可能になりました。細かな条件を組み合わせても処理がスムーズで、直感的に目的の情報へアクセスできます。
- Drupal標準機能では実現できなかった、異なる分類を1つのフィルターとして選択可能に
- 他のフィルターの選択内容に応じて、オプション項目が動的に絞り込まれて表示
- フィルター候補が重複する場合でも、重複項目を自動で非表示にする制御に対応
これらの機能強化により、ユーザーは迷わずスムーズに条件を設定でき、より高速で正確な検索結果にたどり着けるようになりました。細部までこだわれる検索設定に対応し、検索体験全体が一段と向上しました。
柔軟かつ持続可能なCMS
自社製品の改善と同時に、オープンソースへの貢献を行う姿勢は、Kamihayaの開発思想を体現しています。
KamihayaCMSでは、業務の信頼性を担保しながら、持続的に進化するCMSとして、日々の小さなバグ対応から、基盤レベルの安定性改善まで、丁寧に向き合っています。
KamihayaCMSはこちらからも、無料でダウンロードしていただけます。
https://www.drupal.org/project/kamihaya_cms
DXTimesでは、オープンソースやDrupalの導入、KamihayaCMSへのシステム移行など、さまざまなサービスのご案内も行っております。