Drupalコミュニティ、50万ドルの資金調達に成功
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Drupalアソシエーションは、新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックの影響を受けて、年に2回ほど定期的に開催してきたDrupalCon(5月@ミネアポリス)のキャンセルを余儀なくされました。このため、この場で行うはずだった資金調達を見送らざるを得なくなり、非営利団体であるDrupalアソシエーションは財務的な危機に直面することが明らかになりました。
そこでDrupalアソシエーションは、ネットを使った資金調達を目指し、#DrupalCareを立ち上げ、世界にオープンソースへの支援を求めました。Drupal創始者のDries Buytaert氏とVanessa夫人が10万ドルのマッチング寄付(10万ドルを上限に集まった額と同額を寄付する約束)を提供したことでDrupal関連事業を行う法人や個人の寄付が加速され、60日で50万ドルの目標が半分の30日で達成されたということです。
実際、パンデミックと戦っているCDC(米疾病対策センター)、NIH(国立衛生研究所)、国境なき医師団などは、WebサイトをDrupalを使って構築・運営しています。
寄付の受付は5月末まで行われています。詳しくは、Drupalコミュニティ・サイトをご覧ください。