急遽、役員向けの社内プレゼンをする必要が出てきました。話すことも、プレゼンをすることも苦手ではないのですが、改めて効果的なプレゼンはと考えてみました。
ネット上で調べていくうちにわかったことがありました。社内プレゼンを制する者はビジネスを制します。それほど大事な要素が詰まっていました。
- プレゼン内容が構造化されていた。
- ダラダラと話さない
- 話す内容に曖昧さがない
- すべてを話していない
- 堂々と話している
プレゼン内容の構造化 『ピラミッドストラクチャー』
例えば、来年度の売り上げ達成(ノルマは現目標の20%増)を達成するためのプレゼンをするとして、上記の様な構造を考えて話すという事が大事だと考えます。実際に話すことばを文字にするのも少々アレですが、以下のような感じになります。
ここから~
来年度売上目標を達成するために必要であることを話したいと思います。2つの事をクリアする必要があります。1つは件数を10%増やすこと。もう1つは単価を10%上げることです。この2つを実行すれば確実に達成すると考えております。
その為の具体的な方法を話します。
新規開拓について、Aというプランを実行します。既存顧客について、Cというプランを実行します。以上により、件数が10%上がると考えております。
続きまして、単価を10%アップさせる方法です。こちらは10万円以上の単価のお客様に、Gというプランを実行します。
A・C・Gという3本の矢のプランで売り上げ目標を達成させたいと考えております。
~ここまで
どうですか、わかりやすかったと思います。
ダラダラと話さない
ダラダラと話されると、徐々に相手方は頭に入ってこなくなります。このダラダラとは、文面で言うと句読点の「、」が多く「。」で一旦文を切るという行為をしていない事が原因と考えます。上記例でも極力「。」を用いて文を切っています。気がつきましたでしょうか。
話す内容に曖昧さがない
「みんなやってる」、「だいたいできている」、「前回やっていた」等の表現は控え、具体的に数字を取り入れ、定量的な表現を取り入れて話をすることが大切です。
すべてを話していない。※不要なことは敢えて話さない
例えば、今回の売り上げ目標の例でも、一通り説明を受けた後「本当にそうなのか」や「他にプランは無いのか」等質問が返ってきます。これに答えられるようにしてください。
今回、参考の資料ではプランA・C・Gというプランを実行するという説明をしていますが、実はA~Hまで8種類のプランを考えて3つに絞っています。説明で用いなかった他のプランも検討をしたけど、今回の3つのプランが最善と考え、提案しました。と答えられるとスマートですね。そして、最初に8つをすべて説明しないという意味合いとして、不要な情報を相手に渡さない(ノイズはいらない)という考えは私も大きく賛同します。実践してみてください。
堂々と話す
説明が如何に情熱的で、論理的であっても、最終的に人を動かすのは信頼だと。信頼に足る人である事が大切と考えています。今までの事を実施しただいた事を無駄にしないためにも
- ゆっくりと話す
- 声ははきはきと(噛んでもいいと思います)
- ジェスチャーを交えて
- 良い姿勢で!
話す事をお勧めします。社内プレゼンは色々学ぶことも多いです。頑張って攻略していきましょう。