WaterAidのDrupalサイト

WaterAid(ウォーターエイド)は1981年にイギリスで設立された国際NGOで、世界の水と衛生の問題に向き合い、アジアやアフリカ、中南米など計34カ国で水と衛生のプロジェクトを実施しているそうです。各国の貧困層や、取り残されがちな人びとが清潔な水を利用することができるように、現地に最も適した解決策を実行しているということです。1991年にはイギリスのチャールズ皇太子が会長に就任したことでも知られています。

WaterAidのウェブサイトは2017年以来、Drupalが使われています。

NGOのウェブサイトとして、その活動を広く人びとに知らせ、活動に賛同し支援してくれる個人や企業が、イベントに参加したり協賛、寄付してくれるようにするためには、UX(ユーザエクスペリエンス)の向上が欠かせません。

 

WaterAidはグローバルのWeb開発パートナーとして、イギリスのAccess社を選んでいます。同社がWaterAidのUXを設計、デザイン、構築、さらに、運用にも協力します。技術サポートだけではなく、サードパーティーとの統合についても管理を実施するとのことです。WaterAidが実施していく新しいデジタル・キャンペーンをサイトに実装していくことになります。こうした開発には、Acquia社が参画しています。こうした連携によって、サイトのアーキテクチャを見直し、パフォーマンスを向上させるための数々のプロジェクトを実行しているということです。

 

NGOのウェブサイトといえども、組織の成功と成長のためには、デジタル・マーケティングの視点が重要であり、Drupalの専門家集団であるAccess社、Acquia社とのパートナーシップがこれを支えていることが分かります。

 

 

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