Japan IT Week 関西 参加レポート
2025年1月17日にインテックス大阪で開催された「Japan IT Week 関西」にDXTimesスタッフが参加してきました。
Japan IT Week 関西とは
Japan IT Week 関西は、関西最大のIT・DX(デジタルトランスフォーメーション)総合展示会です。このイベントは、システム開発、運用、保守に関する最新技術やソリューションを紹介する場として、多くの企業や専門家が集まります。
1.イベント概要
- 構成展示会: ソフトウェア&アプリ開発、IoT・エッジコンピューティング、情報セキュリティ、データセンター、IT人材不足対策など。
- カンファレンス: 業界の専門家やトップランナーによる講演が行われ、最新のIT、DX、AI、営業、マーケティング、EC・店舗運営に関する情報が提供しまされました。
- 会場: インテックス大阪3〜5号館で開催されました。
- 来場者: 日本全国からの参加者が多く、ビジネスマッチングの場としても活用されています。
私たちはITとデジタルトランスフォーメーション(DX)の分野に深く携わっているので、最新のトレンドや技術情報をキャッチアップすることは不可欠です。
私が居住している関西地区で開催されることを知り、Japan IT Weekに参加することにしました。
このイベントは、ITとDXの最前線で活躍する技術やソリューションを学び、ビジネスのヒントを見つける絶好の機会となりました。
2. 参加したカンファレンス
パネルディスカッション
〜「話題のSNSアカウントと語る、異なる視点から見たSNSマーケティング成功への道」〜
今回イベントの中で参加したカンファレンスは、SNSコンサルティングを行っている企業と、SNSマーケティングが成功している大手企業の担当者によるパネルディスカッションでした。内容は、現代の主要なSNSを効果的に活用する方法や、その計画および目的設定についてのものでした。SNSマーケティンを行っている私たちチームにとってはとても関心がある内容でしたので、是非とも参考にしたいとの思いから参加しました。
◾️カンファレンス内容
このカンファレンスでは、以下のポイントが詳しく解説されました。
- SNSの役割と目的設定:
- 現代において主流のSNSにどのような役割を持たせるか。
- 各SNSプラットフォームの特性を理解し、適切な役割を設定することが重要。
- 計画的アプローチ:
- どのように計画的にアプローチするか。
- 綿密にプランニングを行うことが成功への第一歩。
- 計画を具体的に立て、継続的に実施することの重要性。
- 目的の確立:
- どんな目的を定めてアプローチを行うか。
- 目的が明確であるほど、効果的なマーケティングが可能。
パネルディスカッションに参加した感想と学び
今回参加したこのパネルディスカッションで最も意外で印象的だった言葉は、
- 「バズりを意識しないこと」
- 「中の人運用をやめる」
- 「とにかく口コミを増やすことを第一目標とする」
というものでした。
人が一番信用するのは、身近な人の言葉や感想であるということが世界でも実証されており、それを実践されているということでした。
そして目先のバズりを意識すると長期的な集客やフォロワーの増加には繋がらないということで、専門部署以外の社内の多くの人にSNS投稿をしてもらったり、多面的に商品などの良さをアプローチすることが、長期的に集客に繋がったり、多くの口コミ投稿につながっていくイメージを掴めました。
最新のSNSを駆使しつつも、基本的な部分は人間らしい力を活用し、アナログ的に人の心を掴むことの大切さを改めて感じました。
これはデジタルツールだけでは得られない貴重な洞察であり、実際に現場で経験した人々のお話を聞けたことは非常に参考になりました。
デジタルソリューションがますます進化する中で、人間的なアプローチを忘れずに取り組むことで、より効果的なマーケティングやビジネスの展開が可能になると再認識した瞬間でもありました。
このセッションを通じて、技術と人間性の両方をバランスよく活かすことで、新たな可能性が広がることを実感しました。学んだ教訓を今後の取り組みに活かしていきたいと思います。
3. 展示ブースの見学
パネルディスカッションの後は、広大なスペースに多数の企業展示がされている展示ブースへ。
はじめにBtoBのマッチングサイトの紹介を聞き、次にエンジニアの登録・スカウトを行う採用系マッチング AIツールをご説明いただき、そして管理系ツールの最新トレンドを拝見しました。
最も人が集まっていたのはGoogle Cloudの最新機能の紹介ブースで、
やはり世間の大きな信頼を得ている企業は強い印象でした。
また「AI」「マッチング」というキーワードを掲げている企業が多数。これらの2つのキーワードが現代のトレンドだと改めて気付きました。
しかしデジタル業界の変化は本当に速いので、最新情報をしっかりキャッチアップしないと、あっという間にトレンドから遅れてしまうという危機感も感じました。
情報収集の重要性をしっかりと意識し、日々の業務の中で欠かせないプロセスとして取り入れることを再度意識していこうと思います。
会場の雰囲気
4. まとめ
今回のイベントでは、デジタル変革(DX)の急速な進展とその重要性を強く感じました。
特に、クラウドコンピューティングや人工知能(AI)、ブロックチェーン技術の進化は、私たちのビジネスや日常生活に大きな影響を与えています。そして、これらの技術は、今や私たちの生活に欠かせない要素となっています。業界を取り巻く環境は常に変化していますので、常に最新の情報へアップデートし追いついていかなくては、と気合を入れ直す良い機会となりました。
しかし、デジタル化が進む中でも、アナログ的な人間の感性やコミュニケーションの重要性も同等にあると感じました。技術の進歩には追いつき、しかし人間的な感性は大事に保持していく、この絶妙なバランスもこれからの社会では必要なことなのだと実感しました。