ボストンの30人

アメリカ西海岸のシリコンバレーと並んで、ハーバード大学、MITなどの名門大学のあるボストンにもハイテク企業が集まり、かつては「ルート128」という特別な名前(ハイウェイ128号線沿いの地域に有力企業が集中していたことに由来する名前)で呼ばれていました。

最近では、シリコンバレーやサンフランシスコの新興企業の勢いが圧倒的ですが、ボストンやその周辺にも世界に影響を与える新旧のハイテク企業がたくさんあります。1960年創刊のBoston誌(Boston Magazine)が選ぶ「ボストン・テック・30」に、「破壊的イノベーション」という言葉を生み出した「イノベーションのジレンマ」で知られるハーバード・ビジネス・スクール教授のClayton Christensen氏、iRobotの共同創業者であるHelen Greiner氏らと並んで、Drupal創始者であるDries Buytaert氏も選出されています。

彼が創業したAcquia社は2007年の設立以来、ボストンでもっとも速く成長している企業の1つです。